【mobilis】ウロン

ねむる
·

モビリスの書庫番。人形使い。

  • 性別:無性

  • 年齢:不詳

  • 身長:160cm

  • 体重:55kg

  • 一人称:自分

  • 二人称:あなた/~さん

  • 声質:くぐもった低めの声 男性的でも女性的でもない

  • 好き:暗くて狭い場所/蛾/寝溜め

    苦手:上司(ソムナラント)/人前に出ること

  • 誰に対しても敬語で、人と距離を取りがち

    卑屈で臆病 自尊心が低く、謝るのが癖

    頼まれたら断れないタイプ

魔物の血が混ざった角族。モビリス資料室の管理と警備を担当する『書庫番』の1人。

書庫番は、戦闘機能を持つ魔術人形(魔術で動く人形)を使役する『人形使い』と呼ばれる魔術師達で構成され、モビリスの貴重な研究資料を守る為に所内の巡回や魔物の駆除などを行う。

ウロンは書庫番に入ってからまだ日が浅い為、有事の際の戦闘に加わる事は殆ど無い。主にモビリスで事務作業を担当している魔術人形達の整備など、雑用を任されている。

蛾を模した小型の魔術人形を使役している。戦闘時は毒性のある鱗粉を撒いたり、霊力探知で隠れた敵を見つけるなど後方支援に徹する。ふわふわ。

魔物に傷付けられたり呪いを受けたりすると、魔物が持つ霊力が『魂(不可視の臓器・霊力を身体中に巡らせる心臓のようなもの)』に入り込む事がある。魔物の霊力が混ざった人間の子孫は、多くは普通の人間として産まれるが、稀に生まれつき魔物と似た霊力を持つ子供が産まれる事があり、そういった人間は『魔物の血が混ざる人』と呼ばれる。

ウロンは祖先が受けた魔物の呪いの影響が隔世遺伝的に現れ、魔物の血が混ざった人間として産まれた。変質した霊力の影響で生殖機能が失われており、性別を持たない。

魔物の血が混ざった人間は多くの地域で差別の対象とされている。ウロンが産まれた地域では激しい差別や迫害は無かったものの、周囲から「魔物の病気にかかった可哀想な人」という扱いを受ける事が多く、度々哀れみの目を向けられるのが苦痛だったという。

徐々に人との交流を避けるようになり、1人部屋に籠って魔術人形作りに没頭していた頃、ひょんな事からソムナラントに拾われ雑用係として働くことになる。そこから長い下積みを経て、モビリスの書庫番に配属された。

モビリスに来てから暫くは誰とも接することなくひとり黙々と働いていたが、アセロラから蝶の模型の修理を頼まれた事がきっかけで、徐々に研究所の職員達と交流するようになる。