モビリス所属の研究員。魔術機構学者。
性別:男性
年齢:40代
身長:187cm
体重:87kg
一人称:僕
二人称:あなた/君/~君
声質:低め、やや掠れた声
好き:魔道具/コーヒー/ふわふわした物
苦手:辛い料理/喧嘩/自分の尾
誰にでもフレンドリーで世話焼き
モビリス職員達との談笑が好き
他人の死を酷く恐れている
癖の強い研究員やメルスス達調査員に振り回されることが多い
デンキウナギ系の魚族。腰から生えた太い尾は、雷の性質を持つ霊力を溜め込む特殊な器官となっている。静電気が起こりやすい体質の為、すれ違った人の髪の毛や毛皮を逆立たせてしまう事がよくある。溜めた霊力は定期的に杖型の魔道具に移し、魔道具の動力に利用している。
『人を守る魔道具』の開発を目指し、日夜研究に励んでいる。研究員や調査員達が安全に探索する為の船や箒、魔物の襲撃を防ぐ魔術防壁など様々な魔道具を開発し、モビリス以外の研究機関や防衛力の乏しい途上国などに提供している。
モビリスが所有する対魔物攻撃型潜水艦『ノーチラス』の建造に携わった1人。
モビリス所長であり魔術機構学の権威である『ネモ』に強い憧れを抱いている。
メルススやアルエムが魔道具製作用の設備を借りる為に頻繁に研究室を訪れる為、ついでに魔術機構学を教えている。彼等とは仲の良い先生と生徒のような関係であり、メルススからは「ドニ先(せん)」の愛称で呼ばれている。
ドニの周囲でふわふわ浮いているいきものはカモノハシ型の魔道具『クリエイショニスツ・ナイトメア号(愛称:カモノハシ君)』。
研究の補助を目的として作られた魔道具。部品の管理や術式板(魔道具に組み込む基板のような物)の作成、海中での船体点検など色々出来る働き者。皿洗いをしたりコーヒーを淹れてくれる機能もある。
『人を守る魔道具』にこだわるようになったのは、昔所属していた研究所の同僚達を海難事故で亡くした事がきっかけ。星脈研究の未来を担う研究者や調査員の命を守る為に、魔道具開発を続けている。
遠く離れた故郷には両親と姉が住んでいる。姉は元傭兵。強くておっかない。