人間はいらないんだな、とか、そういう気持ちで迎えた最終回だった
えーーーもう、なんか、名前を呼ぶしか出来ないよ、名前を呼ぶのは確かな愛情表現なので…
終盤にいくにつれ、フォスのことをみんながいなくても困りはしないって扱いにしていくのはあまりにも悲しいし、金剛先生のあれ、全然笑えないって言うか、なんですか、許してやってくれってなに?どこの立場??? なんであのこの頑張りをあんな風に台無しにしてしまえるんだろうかと思ったし、だからこそあの人達が全員消えても、なんとも思わなかったんだろうな…
欠けて、壊れて、姿を変えて、記憶をこぼして、変容していきながら、祈りに辿り着く(しかも自分のためじゃない)フォスを見ながら、結局そういうことなんだろうなって思うんだよな。救い主と救われるものたちの関係って それがいいとか悪いとかじゃなくて、5050ではないというか、そういうものとしかいいようがないというか
なんだっけ、弥勒菩薩と彗星の話あったよねと思いながら思い出せずにいます でも普通に彗星は輪廻の象徴なのかもしれない あと、市川先生の作品には星が繰り返し出てくるからそこなのかもしれないし あの頃のフォス(別の世界線のフォス)を見に行くことができたフォスのかけら 石ころたちの極楽で、今度こそひとりぼっちにならなかったフォスのすがたで終わった宝石の国 とてもよかったです
フォスとぷーぷといしたち以外、みんなきらいだよ