紙オムツの夢、宅配便の夢

love-neniye
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公開:2025/10/25

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友人たち2人と同時に電話をしている。何を話していたかは覚えていないけれど、おそらく他愛もない話だったろう。

 話の内容を覚えていなかった理由のひとつとして、紙オムツを履いていたことが挙げられる。確かにちょっとお腹の調子がよくなかったから、安心感はあった。電話越しの2人も履いているものだと勝手に思っていた。

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布団に横たわり、目が覚めてはいるが、まだ布団から出ようとはしていない。

 インターホンが鳴り、宅配便が来た。先に起きていた配偶者が対応しているのが聞こえるので、安心して布団に横になったままでいる。

 大きな荷物なのか、宅配者が玄関から家の中に入ってきている気がする。大きな家具の配達だったりすると、配達だけでなく組み立てや設置までしてくれるときがあるけれど、そういう類いのものなのかもしれない。ただ、最近家具を注文したことはなかったと思う。

 配偶者と女性の宅配者のやりとりを聞いていると、なんだか妙に馴れ馴れしく話している。宅配者は配偶者の知り合いの女性のようだった。大学のときの同級生らしい。

 コンビニやスーパーで買い物をしたときにレジ袋が必要かどうかを尋ねられるように、宅配のときにも袋が必要かどうか、差出人が決められるようになったという。宅配便の場合、少なからず梱包は必要だと思うので、どういう袋を使うのか、その宅配システムのイメージがつかめない。とりあえず差出人の義理の母が「どうせ袋なんか用意してないでしょ」ということで、宅配物を袋に入れてくれたようだ。

ちょうど掛け布団ぐらいの大きさの、白くて薄い不織布でできたような袋が、宅配者によって寝室に運ばれてきた。このタイミングでようやく自分は布団から起き上がり、宅配者に曖昧な会釈などをする。

 袋の中に入っていたのは、配偶者が結婚式で来たドレスだった。「あのときに着たやつ、ちゃんと取ってあったんだ」と一瞬思ったけど、よく考えてみるとこういうものは着ていないし、結婚式だってやっていない。これを義理の母が送ってくるとはいったいどういうことなのだろう。

 ベージュ色のつなぎを着た宅配者は、配偶者が使っていた布団に入り眠そうにしていた。一仕事終えて、ここで寝ていくみたいだ。


起床。紙オムツを履いていた夢ははっきりと覚えていたのだけど、2番目の宅配便の夢はしばらく思い出せずにいた。不思議なことに、起きてからしばらくして誰かが外を歩いている足音を聞いたときに思い出した。たぶん実際に荷物が来ていたと勘違いしていて、あれは夢ではないと思っていたからだったのかもしれない。

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@neniye
主に夢日記を書いています。少しずつ pdbq.neocities.org に移行中。