目覚めると、箸が包まれた布みたいなものがあった。
この箸はいつも家で使っていて、素材はメープル、食洗機対応の無印良品で買ったやつだ。長さは21cmと23cmのバリエーションがあるけど、短い21cmのほう。もっと短いものがあるなら、短い方がいい。その箸が三膳あり、少し濡れていた。洗ったあとでまだ乾き切っていないのだろうか。
包んでいる布みたいなものについて、とりあえず「布みたいな」と形容したけれど、どっちかというと 布よりはキッチンペーパーに近い。とはいえ、紙《ペーパー》とも言い切れない。たとえていうなら、ミスター味っ子で対決相手が煮込みハンバーグを作ったときの、ハンバーグを包んでいたやつに近いかもしれない。でも、あれは確かパラフィン紙だったからカテゴリとしてに紙なのか。仮に紙だとしても、水とかを吸収しなさそうなタイプのやつなんだと思う。
起床。夢の中で目覚めた感じだと、ちょっと変な感じがある。
ふだんは原則として、食洗機を使っている。だから自ずと食器は食洗機対応のものしか買わなくなっている(すでにもっているものなら、食洗機対応でないものだって構わず入れることもある)。
それ以上に気にするのは使う食器で、深さがあるものとかは食洗機の中でかさばってしまうので、あまり使いたくない。平らな皿で用が足りるならそれが一番なのだけど、汁物とかはさすがに限界はある。