最近、とあるイラスト素材の利用規約を読む機会があった。利用目的が商用か非商用かによって、利用できる素材の点数に制限がかかるという。今回自分が直面したケースはおそらく商用ではないケースに該当する。しかし念のため、商用だと仮定しても問題のない範囲で利用することにした。
自動車の分類の一つに、「普通車」と「商用車」がある。この分類について、不思議だと思ったことがある。
世の中にある製品やサービスで、たとえばStandardとProfessionalといったように、いくつかのグレードに分かれている場合がある。このとき、Standardが「普通」で、Prefessionalは「商用」あるいは「業務用」といったイメージを私は持っていた。
しかしそのイメージとは裏腹に、「普通車」と「商用車」を比べたとき、「商用車」の方が簡素で、価格も安い。そもそも私は車についてあまり興味がないため、何かしらの誤解をしている可能性もあるが。
業界や分野によって言葉の意味が異なる ── 真逆にさえなる ── ことはしばしばある。それが言葉が生きていることの証左だという人もいるかもしれない。でもそれが原因で取り返しのないような失敗をする人がいたとしたら。
そんな世の中にならないように、自分にできることはあるだろうか。