精神的に安定していないときに、やるべきことは、健康的な生活だと思います。規則正しい睡眠、食事、そして運動が大事です。また、何かリラックスできるものがあれば良いと思います。
残念ながら自分はそういったことがうまくできておりません。そして、逆に自傷に近いのですが、猟奇的犯罪事件や海外マフィアの話、ホラー映画などをつい見てしまいがちです。今日は世界一、鑑賞者が不快になるであろう作品について書こうかなと思います。
「Vomit Gore Trilogy」
日本のアングラ悪趣味映画好きには結構知られていますが、このVomit Gore3部作が世界一不快な映画だと、よく話されています。脚本家のLucifer Valentineが作る作品は他にもあるのですが、基本的に取り上げられるのはこの3作だと思います。カルト的な人気もあり、日本市場ではプレミアでDVDが取引されたりもしますが、偽物が多く、正直なところネットにも転がっているようなので、コレクションするほどではないと思います。海外サイトebayでは、その他の悪趣味な映画とともに売られていたりもするので、コレクターもいそうですが・・・
こちらの作品はVomit(嘔吐)とGore(グロ)がテーマの作品になっています。想像に難くないと思われますが、大量の嘔吐シーンや不快なグロシーンが連続で出てきます。ストーリーはほぼ存在せず、ただ狂った人たちが、暴行し、嘔吐する映画になります。
一作目は正直、出来が悪いそうなので、見たことはないです。スナッフフィルム(殺人ビデオ)をオマージュしており、粗い画質に暗い写りで、そんなに良い出来ではないそうです。
2作目は暴力に重きを置いているので、かなりグロいと思います。3作目は禁忌に重きを置いているので、精神的に忌避感を感じるシーンがあると思います。
若干の内容を話すと、1作目は置いておいて、2作目は、シャム双生児を麻酔なしで切断するなどがあります。奇形児って時点でちょっと嫌な感じがしますが、それを切っていくのは、それはもうグロテスクです。白い部屋で殺し合いを始めて、内臓を取り出して、口に突っ込んで吐かせるなどもあります。ゲロの色や固形物などがあり、かなり気持ち悪く、女性器に虫を突っ込み、縫って閉じる、女性の首を切り、生首から目玉をくり抜き、頭皮を切り取りタコを被せる。脳みそを取り出して、そこに吐いて、生首をコップのように使ってその嘔吐物を再度飲み、再度吐く。そんな作品です。
3作目は、禁忌がテーマなのか、例えば十字架でケツを突き刺す、妊婦から胎児を取り出し、レイプする。顔をかじったり、手足を切断し、ミキサーにかけて飲む。嘔吐する。そしてまた飲む。のような感じです。作り物感はあるものの、胎児に対する扱いというのは、精神的にキツかったです。これに関しては同様に胎児に対する虐待を行う「セルビアン・フィルム」という作品も有名です。
作品について、パッケージが個人的に印象があります。クレヨンで書かれた子供の絵のようなイラストです。内容は不穏で、なのにパッケージはちょっと無垢にも見える、クレヨンのイラスト。

こういった可愛さの背景に、トラウマを思い起こす、病みジャンルに「TraumaCore」というジャンルもあります。
いわゆるメンヘラの精神世界を視覚的に表現したものになります。


ピンクやカラフルな世界に暗さを足し、不穏な雰囲気を感じます。
雑な括りで申し訳ないのですが、ジャスミンビーンなどもこんな感じだなーと感じました。

スナッフフィルム、トゥルークライム、スナッフフィルムの話は、また今度にします。
NEPという掲示板には、一体どんな人が住んでいるのか気になります。