Streak:4病気と薬について

nep
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公開:2025/9/7

今日は自分が現在服用している薬と病状についてお話しようと思います。

現在、自分は適応障害と発達障害(ASD)とうつ病があります。東京に来て6年、社会人2年目のときに一度休職をしたことがあります。仕事がうまく進まなくて、みんながふんわりとやっている作業や、暗黙のルールなどが理解できず、その上、責任の重さを感じて心を病んでしまいました。

幸い、会社の福利厚生が厚く、カウンセリングを無料で受けることができました。毎週通っており、その一環で(ちょっとした興味本位もあり)IQテストを受けてみることにしました。WAISと呼ばれるものです。

テストの時間は割と長く、1時間半~2時間程度で、図形の共通点を探したり、カウンセラーの言った数字を覚えて、逆から言ったりします。後は、若干抽象的な物事の説明をしたりします。

自分の場合、結果は抽象的な物事の把握能力が人より低く、98程度だった気がします。逆に単純作業能力は人より高く、112程度あった気がします。


発達障害の辛いところとして、日常生活において、この「112」の能力を「98」の部分にも求められてしまう、ということがあります。なので、高ければ良いわけではなく、バラつきが少ないことが良いとされています。


さて、飲んでいる薬についてですが、現在は以下のものを飲んでいます。

  • デュロキセチン20mg x 2

  • アルプラゾラム0.4mg x 3

  • ベルソムラ10mg x 2

  • マイスリー5mg x 2

  • クエチアピン12.5mg x 1

デュロキセチンはSNRIと呼ばれるもので、うつ病に対して服用する薬になります。これはかなり効果的で、全感情の感覚が抑えられます。「意欲を上げる効果がある」、とも書かれているのですが、あまり実感したことがありません・・・ちなみに副作用として性欲減退のようなものもあります。以前使っていた、ジェイゾロフトも全く同じ副作用がありました。基本的に、性欲に関するものは、本当に無反応になってしまいます。困っちゃいますね。

アルプラゾラムは、脳の興奮を抑える薬です。これは常用しています。不必要にネガティブになったり、頭がパニックになるのを抑える感じでしょうか。

クエチアピンも同様な効果があります。これもうつ病向けでしょうか。

マイスリーとベルソムラは睡眠導入薬です。Streak2でも書いたかもしれません。マイスリーは記憶障害が起きるリスクのある薬なのですが、ベルソムラはそれがない、比較的新しい薬です。

実際採用された当時(10年前ぐらい?)からベルソムラは飲んでいました。

しかし、副作用なのかナルコレプシーのような状態がありました。急にかなり重い眠気でぶっ倒れます。カフェインなども貫通して、この症状が起きていたので、授業中はかなり大変でした・・・


ナルコレプシーについて、「世界一不幸せなボクの初恋」という映画があります。主人公は重度のナルコレプシーで、これについては感情型のものです。

感情が高まると、気絶してしまう。という感じのナルコレプシーです。

そんな主人公が初恋をしてしまい...!というちょっと大変なラブコメディです。自分がこれを始めて見たときは、伏線の回収具合、ハッピーエンド、コメディの面白さなど、かなり気に入りました。


自分は障害を乗り越える系の映画が大好きです。

具体的に言うと「アイ・アム・サム」「ものすごくうるさくて ありえないほど近い」などでしょうか。

「ものすごくうるさくて ありえないほど近い」では、主人公がASDなのですが、「パパが言っていたんだ。頭はみんなよりいいけれど、まっすぐ走れない人のための検査だって」のようなセリフを言うシーンがあります。理解のある父は、障害のことを「まっすぐに走れない」と表現していました。

自分はこの表現が好きです。実際に他人のようにまっすぐに走ることができない、うまく人生を運ぶことはできないけど、進んでいるのは事実なんだって思いました。

現在、U-NEXT、Huluで見れるのだと思います。U-NEXTは結構マイナーな、素敵な映画が多く、個人的に契約したいな~と考えています。

「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング」という、自分の容姿に自信が持てなかった女性が、頭をぶつけて記憶喪失に、自分は絶世の美女だと重い、自信満々に立ち振る舞うコメディ映画があります。

「いつかの君にもわかること」余命宣告されたシングルファザーが、息子のために頑張るお話です。(あまり詳細は知らないけど、こういう映画が好きです)

これらが、Netflixやアマプラには配信されてないんですよね・・・

現在は金欠なので、もし、お金に余裕ができたら見てみたいと思います。