少しずつ寒くなってきて、鬱が近くに来ている気配がする。私は毎年夏に躁転し、冬に鬱になるため、この時期にいつも「そろそろだなあ」と思う。鬱の落ち方がゆるやかになるように今年の夏も対策をとるはずだったのだけど、あまりにも大きな躁が来てしまい、自分を抑えるのがなかなか難しかった。思いついたことはすべてやらなければ気が済まなかったし、じっとしていられず、なにもせずぼーっとするということができなくなっていた。
ここ最近は焦燥感も減り、ただ座って温かいものを飲みながらゆっくりする、という過ごし方もできるようになってきた。躁の終わりだろう。もうなにかに急き立てられるような苦しさから解放されるという嬉しさはもちろんあるけれど、ベッドから出られなくなる日々が増えていくんだなあという悲しさもあって、複雑だ。
今月読んだ本
「よみがえる変態」星野源 (読了)
「いのちの車窓から」星野源 (読了)
「いのちの車窓から2」星野源 (読了)
「1日3分やめるノート」中島美鈴 (読了)
「こころの処方箋」河合隼雄 (まだ読んでる)
「『愛』するための哲学」白取春彦 (読み始めた)
「AはアセクシュアルのA 『恋愛』から遠く離れて」川野芽生 (読み始めた)
もっともっといろんな本が読みたい! と思うけれど、もし毎月4冊読んでいったら、来年の今頃には50冊弱読んだことになるのか……と気付いて嬉しくなった。
私は病気がきっかけで文字が読めなくなっていた、というか、本を読んでも文意が取れなくなっていた時期があったので、今こうして本が読めるだけでもハッピーなのだ。その上、このペースで読んでいけば1年に50冊も読めるとなれば、こんなに嬉しいことはない。
あと、昔よりも本の選び方がうまくなった気がしている。「こういう本が読みたかったんだ!」と思える作品に、たくさん出会えるようになった。年齢を重ねることで、本から意味や文脈を読み取る力が養われた、ということもあるのかもしれない。
なんにせよ、今、人生でいちばんと言っていいほど、本を読むのが楽しい。
友人に誘われて、星野源ライブツアー「MAD HOPE」千秋楽のライブビューイングを、地元の映画館で見てきた。
事前にたくさん曲を聴いたりエッセイを読んだりしていったおかげで、歌だけでなく、MCも、いろんな演出も、とっても楽しかった。聴けたらいいな、と思っていた曲もほとんど聴くことができた。
そもそもライブ自体がかなり久しぶりだったのだけれど、久しぶりのライブがこのツアーで本当によかった。
今月作ったもの
編み物:花束コースター、ポケットティッシュケース
食べ物:フレンチトースト、米粉の抹茶パウンドケーキ、グラタン、長谷川あかりさんの酒蒸しハンバーグ、豆乳にゅうめん、あんずジャム入りパウンドケーキ、リンゴジャム入りパウンドケーキ、スパニッシュオムレツ、その他名もなき料理
おそらく人生で初めて、自分で考えたレシピでパウンドケーキを作ってみたけれど、水気が多くてべっちゃりしたり、ぎゅっと固くなってしまったり、お菓子作りって難しいなーというのを改めて感じた。難しい、けれど楽しい。もっとこうしてみたいという箇所がいくつかあるので、今後も自分のベストな配合を探して何度も挑戦したいと思っている。
料理があまりできなかったので、11月は作れるといいな。なるべく自炊をして健康に向かわないと、本当にヤバいので……。
11月に頑張りたいこと
・本を4冊読む
・自炊をする
・運動習慣をつける
・床で寝ないできちんとベッドで寝る