本日適当に竜骨関連のファイルを漁ったんです。そしたらなんと、一番古いファイルの作成日が2022年の2月でした。作中の時間に合わせて書き始めたんか?(作成日が12月25になってたんですけど、他のも12月25日になってたんで、データ移行したせいかも)
思い返してみれば、2020年夏から、2021年夏にかけて初めて長編を書き、その前日潭として案が出たのが羊と竜骨だったのです。原題の原題は「神話的辺境のボトルシップ」でした。長いですね(そうか?)
タイトル変遷:神話的(以下略)→月と羊→羊と竜骨
故に三笠冬吾というキャラは、その長編にて登場したキャラの先輩にあたるキャラだったのです。設定資料集にある、元々は現在の富士っぽい性格だった、というのはこういう背景があるからですね。ちなみに相方として初瀬がいたのはこの時からですが、なんと彼女、この設定ができた時点では死んでいた。(過去に死んだキャラとして登場予定だった)
そして何より、「羊と竜骨」という作品が2015年という年代なのは、前日潭にあたる作品だったからです。その1番最初に書いた長編というのが、2020年あたりの時間設定だったから、自然とそうなったんですね。
あれ、じゃあもしそちらに三笠と初瀬(竜骨の主人公たち)を出すのなら、三笠冬吾(29)と初瀬渚(30)ってなるってコト…!?
この初期案の設定画は今でも取ってあります。出すつもりはないですね……純粋に恥ずかしい。こうやって自分の作品について語るのも、なんだかんだ恥ずかしくてやってないんです。あとがきとか、そういうのが苦手とも言います。
話を戻します。
要はこの甲殻類が、「羊と竜骨」という作品を生み出してから2年が過ぎようとしているのです。ほぼ1年で19万字、そして2年を迎える前、今現在ある草稿が30万字。普通の単行本が8万~12万文字でありますから、単純に10万字で割ると4冊分ですね。そしてそこへ、部活動で出していた短編が加わります。甲殻類は大体1万文字~1万5千文字の作品を出しますので、書いた文字数だけで見ると……いくらだ……?
まぁ、たぶんこの調子なら5冊は超えていますね。よくもまぁ、単位一つも落とさずに(今日時点)、部活動のゴタゴタも解決し、なんならコロナでイレギュラー尽くしだった活動をワンマンでやったし。絵も描いて漫画も少しずつやって。
退屈で大学生活の半分も楽しめていないと思っていたけど、こうして振り返ってみればなんだ、思った以上に充実していました。幸せ者ですね。病気やケガ(骨折っぽいものはあったけど軽傷なのでノーカン)もなく、過ごせたのはひとえに甲殻類の周りの人のおかげですね。執筆は一人でしかできませんけど、本当に一人だと面白い話は書けませんから。
……これなら生み出した作品で何かしら賞を取った方がよかったのではないか、と思ったり思わなかったり。(ペースと頻度がおかしい)まぁそれは社会人になって、生活に困窮したときでいいか。作家業は最終手段です。今日までの活動を振り返れば、まぁ何となく向いているのではないかという気もしなくはないが……
作品については、「羊と竜骨」の続編のあとがきでもう少し詳しく書こうかなと思う。以上、日記でした。