1.猫カフェに行く
2.猫に足を踏まれる
3.猫に触れる
4.猫を撫でる
5.猫が膝の上で丸まってくれる
以上が2024年1月に起きた、人生ではじめての体験5つ。
我が家には二度犬がやって来て、しかも二度目にやって来た犬は17年も一緒に過ごしてくれた。わたし自身は特別犬派というわけではないんだけど、祖母は猫を嫌っていたし、犬はいても猫とともに暮らしている友達は周りにひとりもいなかったので、今に至るまで猫に触れる機会がなかったのだ。この歳で猫に触れたことがないのって結構レアだと思う。
なんなら犬だって本当は一緒に暮らすことも難しかった。祖母が嫌がったから。でもそこはまあなんかいろいろあって、幼かったわたしはそこらへんのことをよく知らないが父がどうにかしたらしい。祖母もなんやかんや言って結局はそれなりに犬たちに愛着がわいていたようだし、我が家的にはたぶん2回ともさみしいながらにハッピーエンドだった。犬にとってもそれなりにハッピーエンドだったら嬉しい。
猫は犬とぜんぜん違うなあとか、わたしの膝の上で丸まっている猫の頭の黒い色がうちの犬の毛に似てるなあとか、小ささとあたたかさになんかじーんとしてみたり、懐古というか感傷に浸ってみたりしているうちに猫に触れる時間は終わってしまったんだけど、最後は脱走癖がある猫ちゃんがわたしたちと一緒に外に出ようとしてちょっと笑ってしまった。