アメリカの話6 登場人物

newton
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2年間の米国生活で本当にたくさんの人に出会ったのだけど、基本ラボのメンバーが毎日顔を合わす仲間になる。

教授(ボス):ハンガリー系アメリカ人。イケメン。奥さんもハンガリー系かわいい系。とても紳士でわかりやすい英語を話すが仕事は厳しい。向こうのあの辺まで自分の家の庭という超豪邸に住んでる。

インド人ポスドク(ディ):ラボの中心メンバー。名字がとても長くて最初発音できなかった。なのに下の名前はDe、ディと呼んでた。インドではカースト最上級で王族出身の家系らしいが、フライドチキンとビールを愛する庶民派。今はインドに戻り自分のラボを持ってる。

ハンガリー人ポスドク(ラッジ):ディの隣に座りいつも彼とつるんでる。アメリカのパンは柔らかすぎてダメだと怒り、石みたいな硬いパンを愛するヒゲの紳士。よく簡単なハンガリー語を教えてもらってた。

韓国人ポスドク(チョー):いつも困ったような不機嫌な顔をしているが別に困っていない。笑わない。ボスの無理難題を困った顔をしながらこなす秀才。アパートを紹介してくれた恩人。

あとは大学院の学生。中国人、韓国人、インド人、ブルガリア人…。アメリカ人は一人もいなかった。優秀なアメリカ人は給料の良い弁護士やコンサルタントに流れ、理系の大学院を支えているのは外国人という構図だった。今はまた変わってるかもしれないけれども。

次はいよいよ車を買うの巻。

@newton01063
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