今年の目標をチームのメンバーと話し始めてるのだけど、ベテランの方から退職の意思を告げられてしまった。チームの主戦力が半分以上減ることになる。
リーダーとしては一大事なのだけど、それよりもそうですよね良くわかりますという気持ちのほうが強い。
この方とは普段から会社のおかしなところについてよく話していた。みんなの努力で何とかできるところはしてきたけど、北米本社の支援なし、技術レベルの凋落、日本の地位低下、パワハラチックな所長、ワークライフバランス、色んなことを考えると、60歳で一区切りしたいという気持ちはとても良くわかる。
上司に報告すると、何と他にも2人から退職の意思を告げられてるんだと。今年中は世界中の拠点で採用は禁じられてる。頭抱えてた。そこは俺の仕事ではないので、一人増やしてくださいと機械的に言っておいた。
個人的にはすごく残念だけど、彼の選択だから仕方ないよなという気持ち。自分が同じ立場なら同じ判断をしたと思う。
どんな状況になっても出来ることをやるしかないという諦念。何ができるか少し冷静に考えてみよう。