実家近くに行くときは、お昼は必ず近くのそば屋さんに行く。昔からあるお店らしくて、いつも行列ができている。9割がお年寄り、お年寄りが並ぶお店は美味しいという法則はここでも成り立ってる。
実家住まいのときは全く意識しなかったのだけど、父が入院してから、母と帰りにここに寄るのが日課になった。母はいつも鍋焼きうどん、俺は親子丼セットと決まってた。話は自然と父の話しになり、今日は調子良かったねとか大丈夫かなとか話してた。
母が施設に入り実家に行くことが減ってしまったけど、それでもたまに一人で行く。注文は変わらず親子丼セット。おそらく父と母もここに来て色んな話をしてたのだろう。そう想像しながら温かいお蕎麦を頂く。この経験も両親から教えてもらった宝物の一つ。