不惑、って何歳でしたっけ?ってくらい毎度迷ってる。
「あなたの強みは?」「今までのご経験は?スキルは?」なんて訊かれると本当途方に暮れる。
そんなに楽をして過ごしてきたわけではないつもりだけど、目標を定めずに生きてきたのは確かなので。
「定めずに」と言うより「ある日突然はしごを外されたので」なんだけどなー、と他責が首をもたげる。
このことを考えると、いつもオートマチックに胸が苦々しくなって鼻はツーンとして目からは水分が出てくるので、何十年経っても未消化なのだとそのたび実感する。
父のこと。医学部のこと。女に生まれたこと。
そろそろガチガチに結ばれた団子結びを一つずつほどくか、お焚き上げでもしないと22歳の私も浮かばれない。
今やってる朝ドラの「虎に翼」面白いですね。伊藤沙莉さんの湿気のなさが素敵。
昭和ひと桁の頃の話が今でも共感できる社会なのも残念ですけど。
女に生まれたくなかったのではなく、同じに扱われたかっただけなのに、まだ実現しないんですね。