自己啓発のような言葉がSNSには山ほど流れてくる。
確かに心にささるものもたくさんあってついつい読んでしまいがちなのはひみつ。
日本語には「ありがとう」という素晴らしい言葉がある。どうやら「ありがとう」ととのえると人生が豊かになるらしい。
感謝をしろ。感謝感謝感謝。
しかしそれは裏を返せば強迫観念に陥るのでは? とへりくつもこねてしまう。
ありがとうと言わないと、
感謝しないと、
わたしは豊かでしあわせな人生が送れない!
そして感謝しなかった自分、ありがとうと言わなかった自分を否定するようになる…
考え過ぎだろうか。
もはや呪文のようだと思う。
ちなみにタイ人はコップンカーとはいう人もいることはいるが、実はあまり言わない。
それについて調べたことがあるけど、どうやらそれをいうことによって見下されるという感覚があるらしい。つまり自分が下の位置に存在するということ。
あなたが勝手にしてくれただけ
こちらはお願いしていない
わたしはあなたより目上、尊敬する存在だから言う必要がない
そんな感じ?
感謝しなければいけないという概念はインドやスリランカ、他の国もあまりない。
だけど幸せになりたい、お金がほしい、という願いは猛烈だ。
だから神にお願いする。
そしてド派手。欲望はモロ。
日本では大炎上、性格わるいと叩かれる😆
タイ人の友人の写真を拝借
わかりやすい!
それに慣れてしまうと、日本の自己啓示などが窮屈に思えてしまうのはわたしだけか。
心から湧き出たら人は本当の感謝が出てくる。
だけどやっぱりありがとうと言うことはお互い気分のいいものではある「あいさつ」ではある。それがわたしたち日本人のパワーワード。
外国に行ったらそうでもない。
それを期待すべからず。