「心配するというのは、まだ起きていないことに意識(つまり命)を注ぐ行為である。つまり、心配をするくらいなら気持ちを切り替えて今後の備えに意識を使ったほうがいい」という話があって。
まぁ、それはその通りで。自分もなるべくそう在りたいなとは思っている。
……のだけれど、
一方で何か不安にさせる出来事が起きたときに心配せずにはいられないという人はいるし、そういう感情を持つことで人は子孫を残せてこれた部分もあるわけで。身近な人が何か心配をしている時は、心配事に対してできるだけ理解しようとする姿勢をもって、その人に寄り添えるような人間で在りたいな、とも思っている。