タイトル60字制限か…✂️
人工言語トキポナの特長の一つが最小限級の単語数により全単語が一覧できる点
👇これはトキポナ用の象形文字シテレンポナとの合体版の全単語一覧(CC-BY 4.0 Sonja Lang, Bryant Knight 取得はwikimediaより)
一方で手指版トキポナであるところのトキポナルカは公式辞書だと単語ごとのサインの説明が長くなりその良さが活かされない
Descriptions of Signs
a or kin flat hand at side of chin, palm facing left
akesi 2 hand at left elbow, palm facing back
ala flat hand at left shoulder, palm facing down
alasa 1 hand at left shoulder, palm facing back
ale or ali wiggling hand in front of chest, palm facing forward (both hands)
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あの夥しく羅列されたトキポナルカの辞書を名刺サイズにコンパクト化してチートシートなカードに落とし込んでみようの試みです
折角なので小型の3号名刺サイズを目指さう(49×85mm)
試しにこんなん
ibisとNishiki-tekiで散りばめた
「思つてたんと違ふ」?
今回はコンパクトさとそこそこの視認性を兼ね備へたシテレンポナをフィーチャーしてグリッドの入れ子構造に配置してみました
このトキポナ手話の各種の弁別的素性(今回は手形と位置と掌の向き)を軸に三次元マトリックス(?)に落とし込む手法自体は
マトキポナVR(トキポナVRのディスコ鯖)の jan Otan TeLijon が2022年8月ごろ投稿したVR用トキポナルカ表から得ました🙏
toki_pona_luka_Wijasa_v.1.1.pdf
まあ要はミチミチのあいうえお表みたいな
トキポナから編み出された人工手話ルカポナの辞書の中にはSignWritingでの記述も載つてるのもあり多分そのままずらずら並べればそれだけで一覧化できるコンパクトさだけど今回はそのアプローチは取らない
よみかた
右から左に flat, thumb-fist, bent, wiggling, 1, 2, O, L, F の手形
大昔に jan Pije のサイトのページからそのまま取り込んだときの順番なので公式本のとかルカポナのとかとは揃つてない
👆昔作つたツールのこの順番を右から左にしたもの
段は上から下に、掌の向きが左(側面)、上下前後の順
各マス目は3x3に分割されて手の位置を指す(ただし右下は胸前+両手の特別枠あるいは胸前の亜種として)
表頭とか開いてるマスに凡例を書く暇と隙間が無いのでとりまこれで
👆一般的な名刺サイズ(55x91mm)に広げて表頭を足してはみたもの(もしくは空いてるマスに何とか詰め込んでもいいかしら)
あと色つきの三角は突き出た指の向きが指定されてるもの(ひとつは上下、ふたつは前後)
ぶちぬいてるonaとsinaは掌の向きが指定されてないから仕方なく…
ここからわかることわかりづらくなること
今回は縦横が手形と向きにしてあるので同じ手形と向きのマスに似たテイストの単語が集まるのを見ると少し胸熱
👎系のテイストの単語たち(👍の手で掌を胸前に向けると…?)
L手形👈で割と方向系の単語集まる(これは掌後ろ向きのマス)
👌は色系の単語が
もちろん逆から見れば手形が違へど同じ手の位置で現れる似たテイストの単語たちがこの表では割とバラける
💪肘に集まりがちな動物たち(wasoは嘴?)
手の位置つまり体の部位をベースに配置し直せばそれはそれで身体的な記憶術とも連動させられてよいかもしれない
とはいへやはり3D空間で立体的に展開する方向性も検討か(もともとVRで実践したかつたので尚更)
このつづきはやるならまたどこかの誌面で👋