アラサーの友達関係の維持が難しい問題。一つ前の日記で、「大丈夫！お互いの気遣いがあれば、ライフステージが変わっても仲良しはずっと仲良しよ！」と断言したところ、ちょうど最近YouTubeの『YOUのこれからこれから』にて、水原希子ちゃんとYOU姐さんがこの話題をお話ししていた。
ゲストのお悩みにYOUさんがアドバイスを送るこのシリーズ。1990年生まれ、私と同い年の希子ちゃんの相談が、「長年の友人とのお別れがあり、結構落ち込んでいる。こんな経験ありましたか？」というもの。最近10年近く仲良しだった友人の言葉に傷つくことが多くなった彼女。自分の中で消化しよう、とりあえず流そう、としてたけど、やはりずっとモヤモヤしてしまう。真摯に関係を築くならやはり正直な気持ちを伝えようと、意を決してその子にテキストで連絡した。「あなたのあの時のあの言葉に傷つきました」と。
そこでその友達は、「ありがとうございます。あなたの素直な言葉は受けとめます」と、彼女なりの言い分があることはわかってほしいながらも、希子ちゃんの気持ちを受け入れたとのこと。
そこですかさずYOUさん、「すげえな！」とツッコミ笑
それを直接伝えられるのは、いくら仲良し関係でもなかなかない。大体何も言わず疎遠になってしまうから。
「いつかはまた会いたいと思っているけど、今は一度お互い冷静になって距離を置いたほうがいいと決断し、相手を傷つけてしまうことへの覚悟を持って、慎重に言葉を選んで伝えた」と話す希子ちゃん。
その後に話すYOU姉さんの言葉が、女性が成長していくにつれて起こる出来事と、それに伴う気持ちの変化を、ユーモアと共にとてもわかりやすく説明してくれている。ここが必見である。
前回日記に書いたように、私は歳を重ねても続く友人関係はあると思っている（信じている、と言うべきか...）。しかし確かに、社会人になって疎遠になった友達もいる。なんとなく共通の話題がなくなり、どちらからともなく離れたケースが多いのだが（相手が私を遠ざけたこともあるかもしれない）、私自身が「ん〜？」と密かに首を傾げることが増えて、嫌な思いをさせないように徐々にその子から離れたこともある。
やはりお互いに「この子とはまた遊びたい」と思えることが大事だと思う。どちらかが一方的に好きという状態では続かない。
大人の友情関係むずかし〜となるが、私たちはすでに似たような経験をしている。小学校で仲が良かった子と中学に進学してからだんだん遊ばなくなる、高校や大学進学と共に携帯の連絡先から古い友人が外れていくということと、同じじゃないか。
学生の時は、新しい環境で新しい友達ができるからそんなに寂しくも感じなかった。でも、社会に出ると新しい友達が出来にくい。だからこれまでの近くにいた人とすれ違いが多くなると、余計に悲しくなってしまうんじゃないかなぁ。
大人になるにつれ、自分の価値観を確立していくことは自然なこと。動画のYOUさんの言葉を借りて、「なんでサチコとトイレ行くのぉ？」という女子の付き合いを、私たちはもうしなくていい。そういう意味でアラサーの私たちは今、これまでとは違う友人関係の築き方を新しく学んでいる最中なのかもしれない。
動画後半で「やっぱり年齢あるあるなのかな〜」とこぼす希子ちゃんに、「あるある」と即答するYOUの姉貴の安心感よ。悩んで悶々としたら、素直にお姉様方に助言を仰ぐのもいいと思う。
そして後輩たちが力を貸してほしい時、彼ら彼女らの気持ちを軽くしてあげられる女性に私もなれたらいいな、と思う。