病院に行く前に一応読む内容

てんすい
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2024年1月10日(水)

■美容室に行ってきた。髪を伸ばしていたけど、なんで伸ばしているか分からなくなったから切ってもらった。いつも「最高だ…」と思わせてくれる美容師さんのセンス?が本当に好きでずっと通ってる。今回も「これが私だ…」と思わせてくれる髪型にしてもらった。

■そこで、美容師さんにここで日記を書いている話をした。最近書くことに興味があって、試しに日記を書いて公開し始めたんですって。美容師さんはチャレンジすることと、変化を起こすこと、そして尖ることに肯定的だから、「いいですねー!」って言ってくれた。

それと、私がここで書くのは『精神的に露出狂をしている』からだという話をした。これは私が購読している人の言葉を借りたもの。その人の過去の記事にしずかなインターネットの良さについての記事があって、

ここ(しずかなインターネット)なら他の人のことがあまり視界に入らないので、推敲とかせずにどんどん書いていけるところが良い。(中略)親にも友人にも言ったことがないようなことを書いているので読み返すと少し恥ずかしいけど、精神衛生上いい気もする。精神的に露出狂をやってる的な。

という記述がある。私はそれに大納得と大共感したんだ、って話を美容師さんにした。

基本的に私は自分のことを知るのが好きなタイプ。正直『好き』のレベルを超えて、快感を覚える域までいってる。MBTI診断でもそのようなことを言われてる。

でも自分のことを知るのが好きっていう人はあまり見たことがない。そういう中で、自分のことを知るだけでは飽き足らずこうやって書くのは、私からしたら露出なんだよね。

なんでここで自分のことを書くのかと言われると、

  • 個人的な見解を書いても差し障りが無さなそうで、かつ書きやすいのが自分のことだったから(自分のことを書き続けてこの記事で45本目)

  • 自分について分かったことは、私史上最新の大発見なので残しておきたいから

  • サイトの特性上、見る人の数は限られていそうだから

あたりが理由かな、と思う。

美容師さんは「自分に向き合う時って目を背けたくなることも多いじゃないですか、それでもそう思えるのはすごいですね」って言ってくれたけど、私にとっては目を背けたい気持ちよりも、知れた快感とそれを残しておきたい気持ちの方が勝ってるだけなんだ。精神的な露出狂という意味で、多分私は本物に近いんだ。

■報われない努力はない、という言葉について

言いたいことは分かる。でも自分を鼓舞するための側面が強いかな、と思っている。人に言うのは憚られる。この言葉通りの気持ちになったことは数回あったけど、今のところの所感としては「報われるまで待った(から報われた)」が近い。そしてその待ち時間はかなり長かった。そこにいるのをやめたくなるほどに。そして自分が努力したことを忘れるほどに。

「私の努力は形を変えて報われた」と思い至ったこともある。むしろこっちの方が圧倒的に多い。これは「本来の願望は果たされなかったけどそれでも良いと思えるくらいの副産物を得たから報われたことにした」というのが本来の感覚に近い。本懐は遂げられていない。だから『すっぱいブドウ』感はほんのりある。違うけどね。

■ここ数ヶ月、私は相手がいなくても勝手に落ち込んだりしてるんだな、と思った。日々考えている「病院行かなきゃ、上司へ連絡しなきゃ、ああ嫌だな」っていう負の積み重ねに疲れが重なって、の結果。だから厳密には相手はいるんだけど…。

とか考えてた直後、急に“無理”になった。休職し始めの頃に戻った感じ。上記の積み重ねと疲れの上に、やりたかったことに手をつけられなくて、それがタスクになってしまったストレスを実感しちゃったときだったと思う。同時にその原因になった生活習慣にも気づいて、この前病院に行けなかったことや、上司からの思いがけない折り返しがあったこととか、そういうので「全部私が悪いんじゃん」って思考になって限界を超えて、その自分への感情が引き金になって、そこにで一気に。一気にあの時みたいになった。聞こえるもの全部がうるさくて、目に入る物全てにイライラして、浮かぶ言葉がキツくなって、叫び出す二歩手前、みたいな。その時の顔を見た母はすぐに私の異変に気づいて「どうしたの?」って心配してた。マスクしてても分かるくらい、顔が深刻だったらしい。

仕事に戻る、ちゃんとする、みたいな強迫観念?がずっとあって、ああもう戻らなくちゃ、と思ってる。まだあと1ヶ月以上あるのに。休み過ぎているんじゃないかと思う。部署を変えた復帰には希望すらあるのに。休んでその間に何をするの、とも同時に思う。どうして。苦しいな。

できてない自分が無理。そう思いながら今の時間(AM2:46)まで書いてる自分も無理。自分のせいだよ、という感情が湧き上がる。しんどいけど、自分のせいだからそう思うことも許されないと思ってしまう。早く寝れば、この悩みの半分は解決するのでは?

だめだ、こんなことしか浮かばない。寝なきゃ。先生は睡眠時間を削って良いことはない、よく寝ましょう、タイムマネジメントって言ってた、できない。自分を守るために時間を決めて切り上げるのも大事って。それもできない。できない。自分を責めるのは良くない。自分を守るためのくだりは希望のはず

■花が好きで良かったと思ったのは、薬屋のひとりごと見て、出てくる花で季節が分かること

■てんすいって名前、気に入ってる。

■薬を飲んでない。やっぱり寝る前は漠然と不安だった。

■昨日、母方の祖母の家に遊びに行った。私の仕事の話から、私の両親のことを「良い父ちゃんと母ちゃんなんだからあまり心配かけるな」という話になった。

祖母は子供を褒めない人だけど、昨日は母を褒めていた。祖母曰く、母は良い母親だと言う。誰とでも話ができて、人をよく見て話をするからたくさんの人の中で話をしても誰も母のことを悪く言う人はいないと。祖父も自分もものすごく世話になったと言っていた。

読んでも(だったかな?)弾(はじ)いてもお手のもので、優秀だった。世界一の娘だと言っても過言ではないと。

こんな話聞いたら当たり前に泣く。日頃あまり人を褒めない祖母が母をこんなに褒めている。直接言ってやらないのかと聞いたら言わないというから、「私から言っとくね」と断って母に伝えた。ひとつ伝える度に、母は「他には何て言ってたんだ」と聞きたがって、とても喜んでいた。

■亡くなった祖父の妹さんが、私が来る前に来ていたらしい。祖父の葬儀の時、「じいちゃんいなくなって寂しかっぺ。私がばあちゃんになってやっからな。」と言ってくれた人だ。祖父に顔がそっくりで、可愛らしい人。昨日も私の話をしてくれていたらしい。会いに行かなくちゃな。

■今日書いたものと昨日書いたものが混在してるから読むと不安になりそうな日記になった。祖母は今日も母を褒めていた。世界一の娘だと。嬉しかった。その後で「だからあまり心配をかけるな」と笑って言っていた。母が祖母に大切にされていることが分かった。嬉しかった。だからこそ、「私の娘に心配をかけるなよ、頼んだぞ」みたいなものを深読みしてしまって、変に刺さってしまった。こんなことをしたいわけじゃない。きっと強気で口下手な祖母なりの鼓舞で、こんなことになるのは違う。嬉しい話でおわらせたいのに。

むりだ、起き過ぎた、書き過ぎた。いろんなことを書き過ぎた。夜に覚えていることだけ書けば良いのに。

なんで今日はこんなにセンシティブなんだ。でも今思えばいろんなことが重なっていたかもしれない。

寝よう。もう寝てこの感情を終わらせよう。もう終わりにしよう。

■立ち上がってわかった。薬が効いてる。眠くてふらふらだ。とろけるように今から眠る。

@nimius
「かく在るべし」に押されて「こう在るのがいいんだろうな」と在ろうとするのではなく、「わたし」で在るための訓練をする場所にします。恥ずかしくても、間違ってても、私の「本当」をここに残します。 Xアカウント:@krgm_krgm