2024年2月9日(金)
■今日はお墓の掃除に行ってきた。すっきり。
■読むのに好きな文章の書き方のひとつが、「話してるように書いてある文章」。これ、いつかやってみたい。なんなら会話の文字起こしでもいい。やってみたい。
■しずかなインターネットではメモや思考、日記を書く人が多い。私は書くのも読むのも日記が好きだから嬉しいし、居心地が良い。
■金曜ロードショーで『かがみの孤城』を観た。
(以下ネタバレ)
主人公が終始いじめっこ(加害者)を許さず、苗字やフルネームで読んでたりしてるのがリアルだった。
「当事者同士で会って話してみたらどうだ、あいつ(加害者)も反省してるぞ」っていう担任の先生の提案を、「相手は反省なんてしてない、自分が怒られたからそう言ったんだろう」っていう“想定”だけで拒否した(悪い意味じゃないよ)のも良かった。「そんなの会ってみないと分からないだろう」みたいなキモ問答に繋がる前に、母親という大人が「もう良いです(あなたでは話になりません)。」と切り上げたのも。そして劇中での加害者の振る舞いを見てると「まあ大方想定通りだろうな」って感じだった。
それがあったから『当事者同士が直接会って話して加害者が謝罪して解決、と見せかけていじめは続きます』って流れにならなかったし、最終的に加害者が何かを通して思い知って改心して涙ながらに謝って解決、という結末にもならなかった。リアル。
私は終始「あいつを許すな!怒れ!忘れられるまで忘れるな!刻め!」と思いながら観てたから、主人公が「許さず怒る」スタンスで素敵だなと思った。
時折自分と重ねてしまって、当事者は機会を待つor作るかして、離れるのが現実的なところなのかぁと思った。