手紙、桜めぐり、シャボン玉

てんすい
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チェストの整理をしていたら、高校の授業中にこっそりやりとりした手紙が出てきた。今でも仲の良い親友が、そのとき持っていた付箋に書いて渡してくれた手紙。当時のものなんて残っている方が珍しいのに、直筆なんて。こんなに“あの時”を感じられるものを捨てられるわけが無く、そのまま大切にしまった。


面談に向けての準備が一応終わった。向き合う度に腹が立って、戻るんだなという実感が強くなる。だけど前の自分じゃないし復帰先は別の場所だもんね。


祖母と桜めぐりしてきた。お互いが知ってる桜のきれいなところを教え合って巡るって感じ。今日は4か所。きれいな桜をたくさん見られた。

そのひとつが出入り自由なグラウンドで、行ってみたらボランティアでシャボン玉をやっている(?言い方が難しい)おじさんがいた。おじさんの他に小さい子とその親御さんが何人もやっていて、おじさんが「ぜひやってってくださいよ〜!」と声をかけてくれたので私たちもそれに便乗してシャボン玉で遊んだ。

おじさんには「日本舞踊を踊るようにするとたくさん作れる」とか「風より早く走ると良い」とか「上昇気流を使うと高く上がる」とか、そういうことを教えてもらった。先に遊んでいた親御さんが言うには、このおじさんは別の場所にも現れて、そこでもシャボン玉をやっているらしい。この親御さんのお子さんも「シャボン玉のおじさん!!」と声をかけてた。

おじさんはボランティア歴16年らしく、帰り際に「記念に」とキーホルダーをくれた。

■シャボン玉おじさんが作ったスゴいシャボン玉。大きいシャボン玉の中にたくさんの小さいシャボン玉が入ってる。


お寺にも桜を見に行った。4月8日はお釈迦様の誕生日だったから、小さな花御堂とミニお釈迦様、柄杓が置いてあった。お釈迦様の頭に3回甘茶をかけると書いてあったのでかけてきた。祖母は「これはお釈迦様が生まれたままの姿なんだ」と教えてくれたのち、お釈迦様を指差して2回「天上天下唯我独尊!☝️」と言うので、面白くなってしまった。本人にあんまり言うなと言った。

@nimius
「かく在るべし」に押されて「こう在るのがいいんだろうな」と在ろうとするのではなく、「わたし」で在るための訓練をする場所にします。恥ずかしくても、間違ってても、私の「本当」をここに残します。 Xアカウント:@krgm_krgm