産業医面談行ってきた!
そして!ついに!産業医の先生から!許可が出て!
復帰が決まったよーーー!!!👏😂🎉
「生活習慣の改善、頑張りましたね」と言われて、嘘がつけない私は「ハイ、頑張りました、エヘヘ☺️」と返した。復帰の日程は会社から追って連絡があるらしい。ドキドキ。
何か心配なことはありますか、と聞かれて、また相談したい時は面談をお願いできますかと言った。してくれるらしい。言質をとったのでちょっと安心。
すぐに母に連絡して、うちに帰って父に報告した。母は笑ってて、父はハイタッチしてから、多分ちょっと泣いてた。
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祖母の家に行って祖母にも報告した。祖母は「復帰の許可もらったよ」と言った途端に顔をくしゃくしゃにして泣いた。勝ち気で、強がりで、弱いところなんて決して見せない祖母が、私の前でボロボロ泣いた。「良かった、本当に良かった」と何度も何度も言った。私はもっと泣いて、祖母にハグした。いつもならハグなどしない祖母が、私の腕に額を押し付けた。それで私はもっと泣いた。
「去年の今頃は旅行に行ってたっぺ。それを思い出して、また元気になったら行けっぺかと思ってたんだ。」と言う。行けるよ、また行こう、どこにでも行けるよと答えた。祖母は頷いていた。茶でも飲んでけと言って三ツ矢サイダーを出してくれたから、軒下で一緒に飲みながら話をした。
今まで言わなかったけど、という前置きをして、祖母は『近所の人の親族が私と同じような状況になって、最終的に自死を選んだ』という話をした。祖母はその話を聞いて、私が同じ決断をしたら…と思ったのかもしれない。それはとても怖かっただろうな。「本人が一番つらかっただろうけど」と祖母は言うけど、どうにもしてやれない分、周りの方がつらいことだってある。どんなに言葉を尽くしても“決断”は本人がすることだから、それをして「絶対に自分には救えない」と思わされることは少なくなかったんじゃないか。
だからか、祖母は「これで安心だ、いつ死んでも良い」などと笑った。「まだダメだ、これからだぞ」「近くでも遠くでもどこでも行こう」と言うと、「近くが良い」と言うので、じゃあまた隣の県に行こう、運転するからさ、と伝えた。祖母は笑って、頷いてた。
祖母が言うには、私の従兄弟が特に心配してくれていたらしい。いつも「いつ復帰になるんだろう」「てんちゃんは賢くて俺より良い大学を出ているのに…」などと気にかけてくれていたって。私から祖母に復帰は7月ごろになるかな、と伝えていたので、祖母は「6月か7月ごろじゃないかな。そっと見守ってやれ。」と従兄弟に言ってくれていたらしい。彼も過去に職場でパワハラを受けて、ひどくつらい思いをした時期があるから心配してくれていたんだと思う。家に帰ってから彼にも復帰が決まったよというメッセージを送った。
祖母が「おめは良い娘なのに変につまづいちゃってなぁ。悪いことしたわけじゃねえのになぁ。」としきりに言うものだから、私はまた泣いた。祖母は「爺さんがかわいそうだから」という理由で、亡くなった祖父にもこの話をしないでいたらしい。親族の誰にも私の話をしなかったと。
母が言うには、祖母は私のことが心配で眠れなかったという。そこまで心を砕いてくれた祖母に、良い報告ができて良かった。祖母も安心して眠れるようになると良いな。
祖父には私から報告しようと思う。平日の昼間にお線香をあげたことが何度もあるから、バレてそうな気はするけど…。
祖母にありがとうございましたと、ご心配おかけしましたと言って頭を下げた。祖母が「よかった、よかったな」と何度も繰り返すものだから、ずっと涙が溢れた。
産業医面談の前に、更衣室で別の部署の人に会った。
働いてて、そこそこ関わりがあった人。さっぱりした性格のその人は、開口一番「あー!体調大丈夫なんですか!?」と言った。面談前だったから「まあまあ良い感じです。そろそろ復帰できるかな、と思ってます」と答えた。「ちなみに、私のことってどう伝わってるんですか?」と聞くと、「いや、全然来ないから…。」と言う。何も伝わっていないようで安心した。
彼女は、「〇〇さんも心配してましたよ」と言った。〇〇さんは私と親しくしてくれてた人で、会社では一番話をしていた人。たまに休憩も一緒にとったりした。人にすごく気を使う彼女とは、年が明けた頃に1通ずつだけメッセージのやり取りをした。短い文面からも気遣いが伝わってくるような、そんな人だった。だからきっとすごく気にしてくれてるんじゃないかと思って、面談の後に会いに行ってみたけどいつものところにはいなかった。次に会社に行った時には会えたら良いな。
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更衣室を出て面談の部屋に行く途中で上司に会った。私を買ってくれていた上司。私に気づいてわざわざこちらに向き直って、「お久しぶりです」と声をかけてくれた。それが嬉しくて私も小走りで駆け寄って(弊社、走るの禁止)挨拶をした。
事前にメールで『生活習慣の改善に尽力したので正常化できている』ということを伝えていたので、「良い感じになってきてるみたいで、良かったですね」「(今日の面談、)良い結果になると良いですね」と言ってくれた。
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上司も他の部署の人も気にかけてくれて、素直に嬉しかった。私の関係は確かに広がっていたんだな。
復帰にあたっての私の気持ちについてはまた明日の日記に書く。今は眠くなっちゃった。
また明日。