2023年12月10日(日)

てんすい
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公開:2023/12/11

■今日は家族でイルミネーションを見に出かけたけど、高速道路が渋滞していて目的地まで辿り着かなかった。残念だったねって言いながらくら寿司でお寿司を食べて帰ってきた。ビッくらポンが1回当たって、コラボアニメのキャラクターのキーホルダーが出てきた。

君には私の自転車の鍵と共に在るという任務を与えよう。

■その帰り、コンビニで中学時代の部活の後輩に偶然会った。相手から声をかけてくれて、少し話して、今度ご飯に行こうと言って連絡先を交換した。彼女は人懐っこくて気が利いて素直な性格だったから今日も声をかけてくれたんだと思う。ご飯に行こうという話が社交辞令で終わらずに実現したらいいなと思う。

■「中学の人と連絡取ってますか?」と訊かれて、「同級生全員嫌いだから取ってない」と笑って答えた。後輩が言うには、どうやら私をいじめていた人のことは下の学年も嫌っていたようで、「うちら1つ上の学年じゃなくて良かったね」と言い合っていたらしい。少しだけ救われたような、肯定されたような、味方を得たような気持ちになった。

■私は当時、下の学年と親しくする先輩ではなかった。そういう先輩像に憧れていたのもあるけど、いじめられていて常に限界だったから後輩と親しくする余裕がなかった。今日会った子は私が可愛がっていた後輩の1人だけど、ちゃんと可愛がれていたか分からない。それでも見かけたら声をかけてくれるんだなと嬉しくなったし、素敵な人柄だなぁと思った。

■私は、私の学年と違って全員の仲が良い(ように見える)1つ下の学年が羨ましかった。自分がそこにいられたらと何度も想像した。後輩達は全員が対等で、意見を言ってぶつかって喧嘩をするとか、ちゃんと怒るとか、泣くとか、そういうことができていた。私達にはできなかったことをたくさんやってのけていた。私が当時憧れていた部活そのものだった。

■彼らは卒業後も顧問と仲良くしていた。私は限界のまま部長をやり切って、最後に一番褒めてもらえるはずだと信じていたけど、最後の最後、1人ずつ顧問から言葉を貰う場面で「だから俺の代の部長は大変だって言ったでしょ」と言われたことで彼を嫌うしかなくなった。

あの狭いコミュニティの唯一の大人ならば、私のことを見てくれていて、分かってくれているのではないかと思っていた。彼は全く何も見えていなかったし、何も分かっていなかった。この言葉は十数年経った今も尾を引いている。

私は今年、当時の彼と同じ歳になった。今なら彼のことを思い返して、「年相応に何も考えていない、ただの人が良いだけの奴だったんだな」と思える。この年齢で10代の生徒の気持ちなんて分かるはずがないことも分かる。それでも私は今でも彼を許せない。彼は私が唯一あのコミュニティで甘えることのできる存在だった。だけど彼は私を1人にした。というより、私はずっと1人だったと突きつけられた。それも最後の最後、『先生』に甘えられる最後のチャンスだった日に。

■今更こんな昔の話をしても仕方がない。きっと中学生や先生っていうのはどこもこんな感じで、こういうのはよくあることで、特段珍しい話でもない。でも当時からずっと考えずにはいられない。後輩に偶然会っただけでこんなにも溢れる。それくらい私にとって中学の部活っていうのは未だに生傷で、どうしようもないものになってしまった。もうこれどうしたら良いんだろう。忘れるまで抱えるしかないのかな。

■この話は私がチームスポーツをもうやらないと決めた理由でもある。でも、この気持ちはいつか揺らぐと良いなと思っている。大人と、ちゃんとしたチームで、ちゃんとしたチームスポーツをしてみたい。

■そういえば後輩、「同級生のみんなにも先輩に会ったって言います!」って言ってたけど、そんなことはしなくても大丈夫だよ…。もし複数人で会いましょうなんてことになったら、今のへろへろの私では会えないかもしれないから…。

■今日はこの他にもう1人、高校の友達が帰省するから会おうと誘ってくれた。友達に会う予定が入って嬉しい。

■良い感じにシュッと、「嬉しい、楽しみ」くらいで終わりにしようと思っていたのに、私のぐちゃぐちゃの部分がまろび出た日記になってしまった。こんなはずではなかった。数年前に恩師に話を聞いてもらったおかげでたいぶかさぶたになったはずだけど、今はこんな感じなのか…。無念。抱えながら少しずつかさぶたにしていくしかないな。

■今日はいつもよりも変な文章が多いかも。というかくどいと思う。私の思いの濃さが反映されてると思おう…。

■最近前の日記を読み返してこっそり修正したりしてる。今日の分もやりますそのうち。

■おやすみなさい。