チェックボックス

てんすい
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2024年1月20日(土)

■「今日、何の悪気もない、全く関係ないふとしたひと言で『あ、やっぱ自分って細かすぎるのかな』って思っちゃったんだよね。細かすぎるとかババアに散々言われたからさ。そんで『ああこれ、しばらく引きずるんだろうなー』とも思ったんだよね。」と親友に言った。

本当は、しばらくではなく一生引きずるんだろうなと思ってた。仕事で言ったりやったりしたことは必要なことだったと今でも思ってる。でもやり方を変えたくないババアには「細かすぎる」「やる意味ない」「無駄」って言われ続けた。悪気の無いひと言でそれを思い出してしまって、さっきの話に至る。

そしたら親友は「私たちみたいなタイプはそういうのを一生気にしてしまうと思う。だから、何かあったら頭の中にチェックボックスを思い浮かべて、『忘れました』って思ってチェックを入れていくと良いらしいよ。続けていくと、嫌なことを反芻するより、チェックを入れたかどうかを気にするようになってくる。気にしいな人は、当の出来事の他に気にする点を多く作った方がいいみたい。『そういえば嫌なことがあったらチェックボックスって話あったよな、あれ誰が言ってたんだっけ?』みたいなのを考えるようにして、逸らして誤魔化していくしかないんだと思う。」って話をしてくれた。

親友の話を聞いて、目から鱗だった。たしかにそれならずっとそのことについて考えてしまうループからも抜け出せるかもしれない。一生引きずるかもしれないけど、どれくらい鮮明に思い出すかは変えられるような気がする。

■あの場所で傷はできたし今も残ってる。この傷は自分の正しさを証明したところで癒えない。傷つけた人は傷つけるだけで、傷の手当は私がしなくちゃいけない。自分の性分とも折り合いをつけながら。

私が努力をしないといけないことには心底腹が立つ。傷なんてない方がいい。傷がなければしなくていい努力なわけだし。

しんどい話だなと何度も思った。でも、やるしかないからやってきた。こうやって助けてもらいながら。

親友は「気にしないっていうのは難しいんだけど、気負わずにね。」「でも、そのままでも私はあんたのこと大好きだけどね。」と言って話を締め括った。どんな今も未来も優しく包む言葉が嬉しかった。

■薬のおかげでベッドに入るのが楽になった。眠くなるから寝つけないと悩むこともない。嫌なことを考えることもない。

■Netflixで『白蛇2 : 青蛇興起』を半分くらいまで観た。前作もだけど今回もすごい。布!髪!質感が凄い。今作はいろんなキャラクターが出てくるから観てて楽しい。仏教?をもっと知ってたらもう少し楽しめるのかな。

■羅小黒戦記も気になったまま観なかった。レンタルしようかな。

@nimius
「かく在るべし」に押されて「こう在るのがいいんだろうな」と在ろうとするのではなく、「わたし」で在るための訓練をする場所にします。恥ずかしくても、間違ってても、私の「本当」をここに残します。 Xアカウント:@krgm_krgm