2024年4月12日(金)
親友とお互いの推しを描き合おう、ということで通話しながら絵を描いた。
絵を描くのは久しぶりだったからかなり意気込んで挑んだ。描き始めると楽しくて、普段描かないキャラクターを描くってこんなに楽しいんだなと思えた。それに、こうやって人と絵を描くことが新鮮ですごく楽しかった。
そしてなにより、推し絵師に推しを描いてもらうことの、なんと贅沢なことか…。素晴らしいイラストに仕上げていただき、即保存しました。
そういうことを一緒にやってくれる人がいてくれることのありがたさが身に沁みる。楽しいね、またやりたいねと言い合えたのが嬉しかった。同じ気持ちでいてもらえるってすごく嬉しい。
描きながら、「ネットで出会ってこんな風に仲良くなれるなんて、私たちは本当にものすごく低い可能性を掴んだんだろう」という話をした。その子との関係はもちろんのこと、もう1人を加えた私達3人組の関係にも同じことを感じる。
======
私達は3人でよく遊ぶ。私はこの関係に不思議な気持ちを抱いている。
自分と気が合う1人を見つけるのは、可能性は高くないけど不可能じゃないと思う。だけど、2人も見つけるとなると可能性はグッと低くなる。
3人組が2対1になるのを何度か経験して、「3人組ってのは難しいんだな」と感じているので、私は基本的に2人(サシ)で遊ぶことが多い。
だけどこの2人とは安心して一緒にいられる。2人からは、3人が2対1になるときの“そういう”雰囲気が微塵も感じられない。とても居心地が良い。「この2人は誰かを省いたりとか、そういう意地悪なことを絶対にしないだろう」と、手離しで信じてしまえる。
彼女たちは思いやりがあって、良識があって、分別のある大人。私がそう思うのは、2人の振る舞いからそれが滲み出ているからだと思ってる。
通話から始まって会うようになると、会う度にしっかり仲が深まっていった。深まり方もスマートで、「あ、今頑張ってくれてるな」と感じることがない。それくらいスマート。
私は今まで「仲良くなるぞ!!!」と意気込んで切り込みに行くことが多かったから、そういうのも無く、こんなに自然に仲が深まっていくことってあるんだ、と驚いている。そしてその結果この絶妙な、私が安心しきってしまえるバランスに落ち着いていっているのが不思議でならないし、同時にすごく嬉しい。私は居たいように居るだけなのに、どんどん私が好きな関係が出来上がっていく。こんなことがあって良いのかな。
思い返せば、出会い方も3人で話すようになったきっかけも特殊だったから、不思議なことはもうそこから始まっていたのかもしれない。
奇跡だよな、本当に。
======
でもこれは珍しい例で、他の誰とでもこうなれるわけじゃないんだぞ、と自分を戒めていきたいよね、という話もした。
本当にそうだね。書いてみて、改めて本当にそうだなと思ったよ。
この関係がずっと続いてほしいなと思う。