風立ちぬ 生きねば
信じようと思いました この春の光を統べる君を見ていて
音楽大好きだけど、歌詞の意味を十分に噛み砕けていないことに後ろめたさを感じる事もあって、それがずっとしんどかった
さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行かう。絶望するな。では、失敬。
ああ こんなにしたしいものたちと うまくいってしまうのはいや 陽ざしだとか 音楽だとか 海だとか 安心して 愛さなくなってしまふのは苦しい
もう一度生まれ直して 本当に生きることについて 生きた時間について あるいは今生きている事の喜びや この目の豊かなスクリーンに映されているものを 丁寧に包み直して 誰かに差し出すことはできるだろうか
愛と気付かせないようにわざと形を変えて注ぐ愛がある。愛だとわかれば、受け取ってもらえない。その哀しみが、分かるか。
君は泣くんだね。それがいい。泣きたまえ。歌いたまえ。ほんとうを歌いたまえ。
起きるな、起きるな、日の暮れるまで。そなたの一生に涼しい静かな夕ぐれの来るまで。
惨めすぎます。生れてきてよかったと、ああ、いのちを、人間を、世の中を、喜んでみとうございます。
歩くのをやめて 考えるのをやめて ほんのしばらくじっとしていると 雲間の光がきみを射抜く 人の気持ちがきみを突き刺す オーロラ色がきみに感染する きみは毎朝毎晩死んでいいんだ 新しい詩を見つけるために むしろ新しい詩に見つけてもらうために
空気が、夜の気が、月の光が、あんな柔らかいものが、私たちを削る。音もなく
寂しさを養分に、人を愛するなんてごめんだ。
どうか神様。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸のために私の体をお使いください。
目の前にいる人が細やかに築き上げたものを簡単に羨まない
無意識のうちにも緊張していないですか、気を張っていないですか、ほら、奥歯を噛み締めていたり、肩にぎゅっと力が入っていたり、からだは嘘をつかないです
人に優しいあんたにこの心がわかるものか 人を呪うのが心地良いだから詩を書いていた
この孤独よ今詩に変われ
弱虫は、幸福をさえ恐れるものです。ワタで怪我をするんです。幸福に傷つけられる事もあるんです。
あなたは灯ともして 私は光もとめて 怖くはない 失うものなどない 最初から何も持っていない
さわやかな風と帰ろう やさしく降る雨と帰ろう 憎み合いの果てに何が生まれるの わたし わたしが先に 忘れよう
こころ、と こころ、と 口にするとき 少しだけくすぐったそうに笑う 優しくて 優しくて 臆病な人 なぜあなたばかり傷つく あなたばかり苦しむ
心を千切ってでもきみを守りたいのに千切ってみたところで何にもならないんだ きみのせいじゃないんだよ きみは悪くないんだよ ひとりでがんばらせた 強くないのに
さぁこの歌よ凪げ!
今も、愛も、過去も、夢も、思い出も、鼻歌も、薄い目も、夜霞も、優しさも、苦しさも、花房も、憂鬱も、あの夏も、この歌も、偽善も、夜風も、嘘も、君も、僕も、青天井も、何もいらない
言葉を大事にしてるっていうのは綺麗で美しい言葉を並べることとは違う
髪の毛をしきりにいじり空を見る 生まれたらもう傷ついていた
貴方 本当は幸せになりたいんでしょう でも幸せになっちゃいけないって思ってるんでしょう だって貴方とっても良い人だもの
立てるかい君が背負っているものを君五と背負う事もできるよ
私の ありがとう や うれしい や たのしい が君の生きる理由になれば良いなと思いながら生きてきました 君の 悲しみ や 苦しみ や さみしさ をひとつでも多く掬い取ってあげたい その一心で生きてきました 私は貴方の鎮痛剤になれましたか
良い経験になった、という言葉で人はなんでも肯定してしまうけれど、人間って経験するために生きているのだろうか。今僕がやっていることは、ただ経験すれば良いだけのものなんだろうか。
叶わなければ夢じゃないと思ってて 壊れたら終わりだと思ってた
何も信じられないなら、もう何を信じても一緒だよ。
怖かったんだ 何かが欠けたまま生きていくのが
ずっと叶えたかった夢が貴方を縛っていないだろうか それを諦めていいと言える勇気が少しでもあったら
これはかつて生きることを諦めようとした悲しい僕の悲しい話だ
ハンカチを落としましたよああこれは僕が鬼だということですか
「そんなのみんな一緒だよ」って数えきれないほど言われてきたけど、じゃあ何が私の気持ちを私のものにしてくれるんだろう。どうやって証明するんだろう。
親しくなる前は優しいけど自分との距離が近付くと相手に雑になってしまう人って、優しさを自分からなるべく遠いところに置いて、自分が自分にする接し方に近付くからそうなるのかも。自分を大事にしなきゃいけない、ってそういうことなのかな
我がために塔を、天を突く塔を、白き光の降る廃園を
自分の中の残酷性を嫌悪するくらい、貴方の心はもっと素敵になりたがっているんじゃないの
いつでもよかった ひどい顔をして生きてるくらいならいつでもよかった
生きてある者には、詩作する権利があります。無邪気に生きていなさい。
君もまた優しさのために、性格を壊すのではないか。
ねえ逃げよう この世界じゃない
この詩に込めた表情は誰にも分からなくていい いつか会いに向かいます
やさしいきみは、ときどき深海のように寂しいひとみで、そのこころには誰の目にも見えない、無数の傷があるのですね、深い深い痛みです
決して悪口は言わないあなたが、一番大切にしているものもしっている。知っているから、あなたには悲しんでほしくないし、あなたの人生に悪いことが起きてほしくないし、どうかあなたには幸せに生きてほしい。あなたの平穏を崩したくはないし、私程度のことで見出したくない。私もあなたも、それぞれが。別で
いつか世界のみんなが優しくなれるって信じているの
ゆっくりと自分を感性を失っていくのがわかる
私の欲していたもの、全世界ではなかった。百年の名声でもなかった。タンポポの花一輪の信頼が欲しくて、チサの葉の一枚のなぐさめが欲しくて、一生を棒に振った。
死ぬことがわかっているから命は大切なんだ アレンが怖がっているのは死ぬことじゃないわ 生きることを怖がっているのよ 死んでも良いとか永遠に死にたくないとかそんなのどっちでも同じだわ 一つしかない命を生きるのが怖いだけよ
まいにち。私はきみのことばに笑うよ。青い空が好きだし、白い雲に泣くこともあるよ。いつか手をつなぐことに退屈をしても。きみの瞳を見飽きても
薔薇の花びらを土に埋めたとしても再び芽を吹くことはない 花咲くことはない 愛のひとひらを心に埋めたとしても 再び息づくことはない 花開くことはない 時の中に閉じた薔薇は枯れずに咲き続ける 一度取り出せばたちまち色褪せて枯れる 思いは同じでも鍵開ければ枯れてしまう 愛のひとひらは胸の奥にしまっておこう永遠の時に閉じて
芯がしっかりしていればそれでいいから
君の言葉が飲みたい 入れ物のない両手で受けていつしか喉が潤うその時を待ちながら
こころってどこからどこまで僕なんですか
やさしい言葉を書いていたひとが自ら死を選ぶ世界にいて、期待できることなんてひとつもないのかもしれない
感情は蕾ではない涙は花ではない春には拍手が似合う
いつになればあなたを光に還せるのだろう