タイトルでこの記事の話はほとんど終わりなんですが、まあ何かをつくるのが楽しいって話。
改めて思うところがあったのでつらつらとメモ。
最近、自分が大学時代に描いていた漫画を整理してて、電子媒体で読めるようにした。
https://rookie.shonenjump.com/users/14728546961184143251
改めて見返すと拙いけど、自分の好きな台詞回しとかになってて良いなーって感じる。自分で描くことで、自分の好きなものになっているという点が良い。嬉しい。
特に https://rookie.shonenjump.com/series/zGZPbQ8Kg18 は今見ても嫌な気持ちになれたので自分ながら好き。
自分のものづくりの原点は多分絵とか漫画で、こうやって後からも見返せて形に残るものがあるのはめっちゃいいなと感じる。
40ページとかの漫画って読むの一瞬だけど描くのめっちゃ大変なんだよね。シンプルに体力とか根気がいる。時間あるときに描いててよかったなーって今でも思う。
見返してると結構熱も高まるし、今でも漫画描きたいなって思うことは結構ある。Twitterみたいな文字だけの媒体だと表現できないものがあるよなーって。
文章自体もまあ嫌いではなくて、こうやってブログとか記事はちょくちょく書いてるけど -> https://ningenme.net/blog
ただ、漫画自体は5年以上描いてなくて、社会人になったから忙しいというのもあるが、それ以上に創作意欲をもっぱらプログラミングに昇華しているところが大きい。
webアプリを作るのをメインでやってて、自分用のポートフォリオのサイト https://ningenme.net/ は継続的にメンテしてる。2,3年ぐらいは動いてる気がする。
あとは書き捨てのwebアプリが多いけど、最近は https://geeq.ningenme.net/ っていう問題投稿サイトをちびちび作っている。まだ全然機能が足りてないけどこういう活動も楽しい。
webアプリ自体は、漫画やツイッターとは違った奥行きのある表現ができるのと、プログラミング自体が人によって色が出るところがあり、これもまた楽しいって感じ。
あと、自分は数年前は競技プログラミングに熱中していた。そのときは作問という形で創作意欲を昇華してた気がする。これが自作問題まとめ https://ningenme.net/task
問題を作るというのは、漫画とかと違うように見えるかもだけど、自作の問題を他人に解いてもらうというのは、どこか漫画を読んでもらう行為に近い楽しさがある。
個人的には大学入試の数学問題に創作性を感じてて、高校の時によく自作の数学の問題とかを作って先生に解いてもらってたことがあったので、それを形式的にやれる場があるなんて、みたいな感じ。
こういう、何か自分の中で考えたものをアウトプットする活動ってのが楽しくて、これをやり続けるのが生き甲斐だよなーってのを改めて感じる。
そう感じるとともに、仕事っていう日常の中の大半を占めるパートでこの創作意欲を昇華できていないことに、少し寂しさがある。
普段はwebエンジニアをやっているものの、「自分が考えたものを作る」というよりは、「全員で考えて営利につながるものを作る」なので、そもそも目的がちがうからまあ仕方ない。
何より、自分の考え100%で作る、っていうのが楽しさ目線で結構大事だなと個人的には思う。web開発でそれを満たしたいなら起業して社長になって小さいスタートアップでもやらないといけない限り難しそう。しかもそれがマネタイズできないと持続性もないので、なかなか厳しい話である。
そもそも仕事を個人のアウトプットがメインの職業にする、ってのが多分本質的な解決策なんだろうけど、そんな覚悟もなく、才能もないし、そこまで行動したい気持ちもない。
30代になって、時間の貴重さを日に日に感じる。数年後に見返せるようなアウトプットを残していけるように、少しずつで良いから継続的に何かをつくっていたい。
「漫画」「作問」「webアプリ」 はまだ継続的にやっていきたいところ。あと新しくチャレンジしたいなって思うものもあって「ゲーム」「スマホアプリ」「音楽」あたり。特にゲームは作りたいけどunityの勉強が思ったより難しくてちょっと行き詰まっている。。。
ってな感じで、ものづくり?というか何かつくることをもっとやっていきたいなーって。