断捨離のウェーブが来ている。昨年、引っ越しを機に随分と断捨離をしたはずだったが、家には生活スペースを圧迫していると感じるものたちがおおく見られる。
幼い頃の私は、なんでも欲しがり、なんでも残しておき、そして放置する、物を溜め込む子供だった。それが歳をとるにつれ「忘れられる思い出なら忘れていい」「必要になったらまた買えばいい」「そう思えるものは今ここになくていい」などと思う大人へ変化し、定期的に断捨離の機運が高まる。
引越しの際に、断捨離で利用したものがいくつかある。イチオシはバリューブックス。本を配送すると一括買取してくれて、もし値段が不満なら返送してくれる、勝手のいい古本屋さん。Amaz◯nなどで買う古本を卸してるのは大抵ここ。たまに送料無料だとか、買取価格アップだとか、割とぶっ壊れたクーポンを配っているので、機になる人は会員登録をオススメしたい。
いまは引越しのように処分に追われているわけではないので、主にメルカリを使っている。梱包や発送が億劫でやらずいる人を見るが、これが結構、苦ではない。利用してもう6、7年経つが、未だプロフィールでは免罪符の如く「初心者です」と記載している。
状態のいいものは、お譲りの感覚で、周りより少し安く出品し、それによってすぐに売り手がつき、なるべくきれいに梱包、なるべく早く発送する。そうして喜んでもらえた評価がつくと、ちょっとした行動が、すこし誰か人のためになれた気がして嬉しい。
売り上げは、基本的にそのままSuicaへチャージする。メルペイにIDを登録しておくと、モバイルSuicaへチャージが可能なのだ。交通費は毎日を生きていると、どうあがいても発生する。自分のエゴが混じったつながりが、日々に直結する支えとなる。なかなか良いサイクルだと思う。