過剰適応しない

ninomiyamisaki
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公開:2025/4/12

昨日はまる一日MIMIGURIの仕事で安斎さんに同行していた。昼から、KBCの方々とランチMTG、ラジオ収録、GlocalKさんとのセミナーに、夜は主催イベントというとんでもないタイトスケジュール。そういえば前日は飲み会もあった。せっかく来たからと、最大限有効活用した結果、こんなスケジュールに(ROI求めすぎるのも考えものかもしれない)。これまでオンラインでのMTGや、ウェビナー、Voicy、そのほかテキストなどでは見知っていたが、実際に会うのは2回目だろうか。前回はCULTIBASE感謝祭で超絶バタバタしていたので(まあ今回もしていたが)、長時間一緒になるのは初で、多分お互い人見知りなんだけど、個人的には安斎さんへの解像度が高まってよかった。

ところで、わたしは今年から「ほぼ日手帳」をつけている。メモリアルな年だから、新しい自分と向き合おうという聞こえの良い理由と、大好きなPAMMのカバーが出ていたからという理由が半々。PAMM本当に好き。毎月テーマや目標(という大それたものではないが)を書き、気が向いたら簡単な日記もつけている。で、4月のテーマとして「New me: 新しい自分を楽しむ1ヶ月」としている。3月末でがん関連の仕事やプロジェクトを離れ、生まれ変わる、というほどではないけれど、新しい環境を楽しもうという目論見。

そんなわけで、4月はMIMIGURIや、別の仕事でのイベントの主催や参加をめちゃくちゃ増やしていて、とにかく色々インプットして馴染んでいこうと思っていた。関わるイベントや講演が6つくらいあって自分でも笑っちゃう。ちなみに来週は横浜にも遊びに行くよ。

のだけれども、昨日ランチの中で「経営者でもあっても組織に過剰適応しない」という話が上がり、個人的に腑に落ちた。雇用者であろうが従業員であろうが組織に適応し過ぎてしまう。そしてやりたいことができなくなり息苦しくなる。それに加えて、人生のど真ん中のテーマと仕事を全く一緒にしないという話もあって(これはわたしなりの解釈をした表現なので、その場の言葉は少し違ったと思う)いやあ、そうだよなあ、って思った。がんに関する仕事やプロジェクトは、まさに「がんに適応するため」に始めたのだけれど、過剰に適応しすぎた結果、息苦しかったんだよね。

わたしは自分で言うのもなんだけれども、適応能力が超絶に高い。それは新しい事業やプロジェクトを推進する上で恵まれた特性であることもあけれど、ある側面においては自分の首を絞めがちになってしまうのだよな。

何事も楽しいほうが良いので、そこそこに適応し、そこそこに距離をとり、やっていきたいですね。