あけましておめでとうございます、もう2月です。今年から、三年連用日記をつけ始めたのですが、そっちも続くかどうか疑いたくなるような間の空きっぷり。
そんなわけで、見てきましたトワイライトウォリアーズ!いやー、好きが詰まってた!!
もう結構言及されてると思うけど、ハイローや龍が如く好きなら刺さるんじゃないだろうか。
親世代子世代それぞれの関係性とかもとても良かった。冒頭に親世代の抗争を字幕でざざっとやったけど、名前とかちゃんと覚えてらんなくて本編で出てきたとき、これは…えーと、冒頭の誰??ってなってしまったのが口惜しい。ちゃんと覚えてたらもっと親世代のあれこれを楽しみながら見れただろうなー
序盤の、洛軍が大ボスから袋盗んで九龍に逃げ込むとろ、人質に取ったおじさんが実はめちゃくちゃに強かった〜っていう流れが最高に好きで、その前の信一との喧嘩で「あ、好きかも」って気持ちが「はい好きー!」に変わりました。
あと、このシーンでの九龍から受ける印象が、どんどんあったかいものに変わっていくのも良い。うまいこと、洛軍が九龍を家だって感じていくのがすごく丁寧に描かれてた。
逃げてる最中にご飯とジュースが差し出され、龍兄貴が九龍の至る所でみんなの面倒を見てるところからの、洛軍にご飯おごってあげ(美味しそうすぎた)子世代4人が偶然揃って闇討ち→意気投合の麻雀の流れがなんか全部かわいくて、登場人物と九龍という場所にぐっと思い入れが強くなったなー
でもきっとここから不穏になるんでしょー?って拳握ってたら、あれよあれよという間に大乱闘からの大ボスとロン毛の人。序盤で随分とキャラ濃いひと出てきたなーと思ってたら、こんなにも後半ガツガツ出てくるどころかラスボスとは。
龍兄貴と大ボスバトルの渋かっこいいことよ。サモ・ハンの存在感もすごいし、龍兄貴の義理堅さも痺れる。
子世代三人も洛軍を必死で守ってるのが、九龍という場が助け合いの場であり、それは龍兄貴が作ったものなんだなぁと思うと、洛軍ー!生きろー!!って握った手から汗出てた。九龍の外に出された洛軍のシーン、ほんと一歩出ただけで「外」なんだなと分からせられて、いかに九龍という場が特殊なのかをまざまざと見せつけられた感じ。追手を抑えるために、洛軍を見届けてから振り返る三人のかっこよさたるや…
あと、虎兄貴やべえ良い漢でしたね。十二が洛軍助けに行こうとしたところとか、気持ち良いくらいに理解のある良い漢だった……その後の洛軍との会話も素晴らしく頼れる男感が痺れました。虎兄貴の次世代への気の掛け方がすごく良かったなー
九龍から出た3人と再会するところ、3人の怪我の痕をみて洛軍どう思ったのか、まあ、語りはしないんだろうけど、4人がそろったら〜に、洛軍が「マージャン」って返したのがその答えでもあるような気がして良かった。負けて麻雀牌投げちゃう四仔もかわいかった。
今更だけど、4人のうち3人は名前に数字が入ってるのって、何が意味あるのかな。三がいないので洛軍が三なのかなぁ。
ラスボス戦、気功反則だろ!?ってくらい強ない??これ勝てる??ってなるくらい王九さん太々しくて良かった。マシンガン両手ぶっぱの狂気じみた笑い方や、最後の最後もどこか余裕があって、良い悪役ぷりでした。なんかその分、大ボスへの闇討ちがちょっと唐突だったようにも思えたけど、もしかして大ボスの葉巻になんか仕込んでたりした??さすがにそれはない??もっかい見たらなんか分かるかなー??
エンドロール中の映像って、多分ゴタゴタする前の風景…だよね?信一に指あったし…けど、龍兄貴いなかったのでどうなんだろーー??あの、食堂でみんなが集まってテレビ見てるのが本編でも印象的だったのでラストにまた見れて良かった!
やーー、面白かったです!叉焼丼が食べたくなった!!美味しい叉焼丼が食べたい!!
ただただ殴る!蹴る!刺す!!だけではなくて、関係性の見せ方とかすごく繊細なところもあって良かったです。
惜しむらくは住んでいるところで上映されてないので、もう一度見るためにはかなり遠征しなければならないこと…いつか地元で上映決まったらまた見に行きたいな!