振り返る

アウトプットの継続と減少

昨年あたりからWeeklyで自分のブログ(www.nitaking.dev)にジャーナルも投下していっていた。

以前は fether.so を使ってNotion Blogで運用していたのだが、最近Ghost(Pro)に移行した。したが記事は全然移行できていない。(↑の記事もついさっき移行した。移行については 僕のブログの使い分け にて)

Thought系の記事は昨年の12月だけWeeklyで書いて、2023年3月以降はパタリだ。5月と7月にかろうじて書いた様子。

個人的に仕事で体も気持ちもいっぱいいっぱいになってしまったことが原因だと思う。これは自身のコンディション管理上も良くなかったし、インプット量もアウトプット量もバランスを崩しはじめた時期と重なっていると思う。

良い習慣としてルーティンが回っているときは好循環が生まれやすく、それが破綻していっているのは悪循環が発生しているのだと思う。その気付きを得られるためにも定期的なアウトプットというのは、定点観測の一つとしても活用できるのかもしれない。

エンジニア経験・技術経験

  1. Flutter

    • プロダクション環境の品質に耐えられるコーディングスキルが2023年当初は不足していたが、この一年でだいぶ鍛えられてきた。今までのスキルもそうだが、一度ストレッチな状況下で生き抜こうともがくときに伸びるのだと思う。

    • スタイリングスキル、gRPCを用いた開発体験、Mobile Appにおけるクリーンアーキテクチャの理解

  2. React with App Router

    • beta時代のApp Dirを技術選定するタイミングと、それを用いた実装、プロダクションへのリリースを経験できたのは過渡期の技術にふれる経験としてもよかった。

    • Clean ArchitectureのReactでの適用とJS/TSにおいて悪印象だったDIのアンラーニングと再学習(つまり、tsyringeはいいぞ)

  3. 上記を用いたWEBプロダクトのリリース

  4. Cloudflare, Cloudflare Workers

    • App Routerを23年4月時点で導入しようとしてwranglerがまだ対応しきれてなかったのでもがいたときにノウハウが一定蓄積した点。

    • そして別件でlambda関数的に、og infoのキャッシュ先としてCloudflare R2 / Worker / KV を活用した。ローカルでの開発体験も他会社より体験よかったし、いい経験となった。今後もCloudflareは個人でも会社でも積極的に検討したい

  5. スケジュール管理

    • エンジニアになってからずっとなのだが特定のスケジュール規模になったりした際、自分がスケジュールマネージすると自己分離が難しくなるのか、パニックになりがちである。

    • それが今年の会社ではスケジュールの遅延や、クオリティ不足でのDeliveryに影響してしまったことは否めない。

    • 自身がメンバーにないPJのスケジュール調整や、ただのメンバーとしての動きになった場合はそこまでないのだが、これはいくつかの要因が混じっていそうなので引き続き注視して改善

インプット

Thoughtシリーズで発信してた時期は本を読んでいたように思うが、この半年はなかなか読めていなかったように思う。インプットではないが本を読んだとするなら小説を読むようになった。

紙の本の回帰

ここ数年は小説も電子書籍で扱うようにしていたが、小説をなかなか読み切る事ができなかった。学生時代はわりと小説を読んでいたのだが、最近は読みきることができなくて積読していた。

なんでかな〜と特に気にしていなかった。電子書籍派ではあるものの、本屋に立ち寄るのは結構好きなもので、本屋で興味を引かれた本を手にとってしまい、そのまま買ってしまったら、1週間以内に読み切ってしまった。なぜだ。

どうもスマホやiPadで読むとなると、通知や他の要素で集中力をそがれてしまうのかもしれない。紙の小説バンザイだ。それに気づいてからこの2ヶ月くらいは紙の小説を常にカバンに入れている。読み終わったあともメルカリで売れるのでコストも減るし、一度読んだものを他の人に再利用いただいてサステナブルだ。よいじゃない。引き続き続けていきたい所存。

わたしのブラウザ論争

Arcを一年間以上使っているみたいだ。よいぞ。

Easel機能を使い倒すことはないが、タブの概念と、workspaceの概念、そしてシンプルできれいなので満足している。

1箇所だけ不満というか諦めていることがある。Chromeではextensionをいれて新規タブで dev.to を閲覧する形で情報をインプットしていた。だが、Arcでは新規タブの空白スペースの概念が存在しないので、その形式で見ることはできない。結果的にややインプット機会が減少した。まぁ、仕方ないし dev.to をURLとして開けばいいんだけどね。

メモ・知識整理ツール

今年は右往左往した気がする。

このなかで手元で使っているのは UpNoteheptabese。 heptabaseは出会ってよかった。

Outlinerツールも色々見ていたし、Notionだとなぜだめなのか、ということを紐解くきっかけになったのがIzukaさんのこちらのスクラップ。

それで言語化されたこともあって、heptabaseは使い続けている。Mindmapも十分なクオリティで機能に含まれているので、ぼくのMindmapツール論争も終焉した。ありがとうheptabase。

bookmarkツール

raindrop.io を使い始めている。突っ込むばかりで読み直してないが、良さそうに思う。

人間関係

22年に引き続きかもしれないが、定期的に会う人達には感謝。仲良くさせていただいている大切な友人たちがいて、たまに連絡をとりあっては会って話をしている。

出会い方はさまざまで、沖縄で飲んで絡んでたらいつの間にか東京で飲みにいく関係になった海外出身エンジニアだとか、カジュアル面談してたらいつのまにかサウナ仲間になってたりとか、まじできっかけが不明すぎるのだがこれが一期一会なんだろうなとおもう。出会いは大切にしたいし、つながりは大切にしたい。僕はこのひとたちに出会って素敵な思い出をもつことができたし、救われたこともたくさんある。いつでも助けになりたいし、助け合って生きていきたいと思う。

結婚して4年目が終わる

気づいたら新婚終わってた。至らないぼくにはできすぎな奥さんがいるけど、この一年も仲良くできたと思う。家ではふざけてばっかりなのでツッコミ疲れしてたり、やらかしマンなので毎日一定のストレスを与えていそうな面もありそうだが、ぼくが「仲いいよね」と聞くと「仲はいいとおもう」と返してくれるので良い関係なのだと思う。

もっと惚気けまくりたいくらいの気持ちを抱えて生活しているのだが更に駄文になりそうなので控える。

カメラ

カメラが好き、というよりは記録することが好き。なのでその行為が楽しくなるためにカメラを買い替えたりしている。新しいもの好きなのも大きく影響している。

今年はGR iiixを手にした年だった。とてもいい相棒。元々ミラーレス一眼は持っていたし、気に入っていたのだが、サイズが大きくて重たいので、「あ、この瞬間収めたい」と思っても手元にはiPhoneしかないことがしばしばだった。

いつでもカバンに突っ込んで、さっと記録できて、撮る楽しみを得られるGR iiix は23年ベストバイだった。

雑誌

カメラとほぼほぼ近いのだが、GENIC を不定期で買っている。

ぼくはスナップ写真がすきなので、12月号の「SNAP SNAP SNAP」はめちゃくちゃ刺さった。多分何度も読み直すと思う。

https://shop.genic-web.com/products/genic-vol69

「旅と写真と」も持っているがこちらもよい。

香りもの

香水が好きな友人がいる影響もあるかもしれないが、23年からイソップの香水を持ち始めて香りものの興味が増えた。ヒュイル はウッド系のいい香りだった。le laboは Instaアカウント の投稿もASMRチックでめちゃ良いのだが、香りがめっちゃ良くてお気に入り。今持っている AMBRETTE 9 は香水つけたて特有の強すぎて鼻にツンとするのがなくてUX最高。

つらつらと書いていたら3500字近くなってしまった。ひとまず1年ってこんな感じだったかな。