入学説明会に伺い、次の春の学校生活がみえてきた。学童は学校に近いところを、習い事は体験をして決めていこうという話になっている。
体を動かすことが好きな娘にはスポーツがいいのかなと思ってはみたものの、本人はそこまで興味がないらしく体験の予定はない。
かわりに、4歳から続けていた幼児塾から小学部のお誘いをいただいたのを知ると、そこにいきたい、と言った。次こそかかとおなじ学校に行きたいから、というたった6歳の娘。この言葉は私が言わせてしまっているのではと素直に受け取れずにいる。捻くれて、その道に乗せることの心配と不安に思う気持ちの中に、すこしだけ嬉しかったり、合わなかったらやめたらいいかという思いがちらちらと顔を覗かせてきて、その方向へと舵を切ろうとしている。これでいいのだろうかと自問自答しながら、答えの出ない毎日を過ごしている。