猫とお金

nakamura
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部屋の照明のあかりをいちばん暗いあかるさにして朝を過ごすことを最近は気に入っている。ぴかぴかのあかるさよりも精神的に落ち着けて心地よい。休日はそのままのあかるさで過ごすことも多い。

猫は慢性腎不全で、クレアチニンの数値が悪くなり始めたころから食欲があまりないんだけど、とりあえず口に一粒ぽんと放り込んでみると食べだすことがある。そういうことを続けていたら、いつの間にか猫がもっといっぱい手から食べさせて!って言うようになり、朝、猫が家のどこかで鳴きだすとその場所までごはんを持っていって一粒ずつ食べさせる習慣ができてしまった。

猫の世話をしているとき、在宅で働ける職場に転職できてよかったと思う。

猫の飼い主がじぶんのことを下僕と呼ぶのが好きではない。(そういう言葉をおもしろがる人を最近はあまり見なくなった、あるいはわたしが見ないようにしてるだけか。)

まえに会社の人と家のローンやお金のことについて雜談してたとき、その人にはもうすぐ小学生になるお子さんがいたから「お子さんもいますしこれから大変ですよね」って言ったら「こどもにかかるお金はたいしたことじゃない」って返されて、じぶんがとても恥ずかしくなった。親がよく子育てにかかるお金のことで愚痴ってたしネットでもそういう意見を聞くから、なにも考えずに発言してしまった。たしかにじぶんにとって猫の世話や治療費にかかるお金については、たいしたお金じゃないというか、なんだろう、お金がかかるとかかからないとかの概念の外側にある。現実お金はかかってるからなくなる分働かないといけないけど。

きのうきょうは雪がすごい。

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いつまでも汚れたままの車窓には雪原、白樺、くすぶる朝日

@nkmrik
日記と思ったことと思ってないこと