子宮内膜症やその他の子宮の疾患がひどくてあまりにもつらいのと、じぶんはじぶんのことを女だと思っていなくてはじめて生理が来たときからじぶんの体が嫌いなので、子宮摘出手術をするためにがんばろうと思う。
きのう、いつもピルをもらってる病院で、手術ができる病院への紹介状を書いてもらった。
子宮取る手術したいって先生に言ったらすごい大きい声で「え!!」って言われて嫌だったし、「将来こどもがほしいと思ったときに困るよ」って小学生でもわかるような言い方で引き止められたのも嫌だった。そんなこともわからずに子宮取りたい28歳の人間がいると思うか? 「配偶者と話し合って決めました」って言ったらそれ以上はなにも言われなかったけど、もしじぶんが独身だったらどれだけ説教されてたのかと想像するとぞっとする。あんまり強く言える性格じゃないから下手したら紹介状すら書いてもらえなかったかもしれない。
そもそも婦人科は処女だとまともに検査してもらえないのが最悪(もしかしたらいまは違うのかもしれないけど)。大学生のころにはじめて病院いったら肛門から検査されて「なんともないですね。痛みを人より強く感じるんでしょう」って言われたのまだ恨んでる。その数年後に膣から検査できる体になってから病院行ったら内膜症、筋腫、卵巣腫れてる、子宮と小腸が癒着してる、とかで「これは相当痛いでしょう」って言われて、子宮があるせいでなんでこんな目に合わなきゃいけないんだと思った。
10歳で生理がきて、14歳ではっきりと子宮を取りたいと思ってそれからずっとずっとずっとしたかったことのためにきのうがんばったのに、なぜか感情が混乱して、むしゃくしゃしてる。世界中を呪ってやりたいしナーヴァスになってる。
高島鈴さんの「生存は抵抗」ということばがすきで、このことばに出会ってからは自ら死にたいと思うのをやめた。とにかく生きて、心身ともに健康に生きて、笑って生きてやりたい。
観たい映画も読みたい本も行きたい場所もいっぱいあるし、ぜんぶやりきってざまあみろって言いながらしわしわの体で死にたいね。
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血液の速さ 春から春までの涼しい朝にうまれる金魚