夢日記の話

中村
·
公開:2025/3/14

夢日記をつけると気が狂う、という話がある。私はよく悪夢を見ては友人に報告していた。

その際、友人に「ありとあらゆる種類の悪夢を見るから記録しておいてほしい」と言われ、2022年12月25日から友人との共有カレンダーに記録している。

今日は2025年3月14日なので、軽く2年半は記録をつけていることになる。

この度その夢日記を同人誌にしようとまとめの作業をし始めた。確定申告もせずに!!!

出来上がった夢日記は友人と共に楽しむつもりである。

改めて見返してみると、うっすら記憶が喚起されるのが非常に面白い。何か小説のネタになりそうだとも思っている。

夢というのは起きている時の情報を整理するために見るという説があるらしいが、これをまとめることで私の脳内がわりと把握できてしまったりするのではないだろうか。

新たな発見がありそうで楽しみだ。

自認にはなるが、私はまだ狂っていないと思う。

しかし他の友人に夢日記の文章を見せたら「ガチの病気の人の文章かと思った」と本気で心配されたので自分が狂っていることに気づいていないだけの可能性もある。

酔っ払いが「酔っていない」と言うように、自分と他者の認識は解離しているものなのだ。会話が成立するうちは大丈夫だと思いたいが、もし私が狂っていると感じたのなら遠慮なく専門の医院を受診することを勧めてほしい。私はそのあたり割と素直な人間なので「すみません!友人に狂っていると言われたんですが本当に自分は狂っているのでしょうか!」と医師に相談を行うからだ。

可能であれば気づいていないクレイジー行動について報告してくれる付き添いも欲しい。先に書いた通り、自分と他者の認識は異なる。つまりクレイジーアクトについて自分で認識していない場合があるのだ。そう考えると恐ろしいものである。

何かと大変な現代、多少頭のネジを外した方が生きやすいとは思う私ではあるが、流石に狂人になり病院のお世話にはなりたくないのである。何をもって狂人とするかは各々の判断によるが、クレイジーアクトで世間様にご迷惑をおかけし始めたら狂い始めたと思ってほしい。

白石との同棲エッセイは正気です。

@nkmryt
自由に書くチラシの裏です。