この白い画面に対峙したとき、何を主題に書いていこうかと色々と考えてみたが、結果として自分は「バイクに乗りまくってるせいで地理が得意」と気づいたので、その観点で記事を書いていこうと思った。
要は、バイク日記になるんだと思う。
そして、バイクを通じて知った日本中の色んなところについて書いていく。名産や観光地、地の歴史や食事など思いつくままに。ゆるゆると。なんとなく。
では、最初のテーマはどこにしようかと考えた。考えた結果、自分の足元を見て、住んでいる大阪の茨木の話をしようと思う。
今日ちょうど同僚に「茨木こそ最強」という話をしたばかりだ。どこがどう最強なのかを書き記していく。へたするとこの町は大阪で一番、いや関西で一番、いやいや日本で一番便利な町かもしれない。と言ったら過言だろうか。
いや、そんなことはない(はずだ)。関西で色んな町を訪れた。よほど辺鄙なところでない限り、おそらく行ったことのない関西の町はないと言ってもいい。それをもって「この町は住みやすいだろうか」という目線で多くの町を見てきた結果、茨木を越える便利な立地がないのである。
まず、鉄道網の話。
主だった路線は、JR京都線と阪急京都線だ。そして大阪モノレールも通っている。
JR茨木駅からは快速電車に乗ると、新大阪までわずか一駅だ。ライバルである高槻市からは「茨木って新快速止まらんもんね」とはよく言われる話だが、当たり前の話だが、新快速になったからといって電車の速度が上がるわけではない。新大阪まで一駅で行けるという利点は同じではあるが、新大阪までの距離は茨木のほうが圧倒的に近く、着くのも早い。高槻との優位性はまずそこにある。
茨木から新大阪は一駅。すぐに新幹線に乗ることができる。さらには新大阪からは関空特急も乗ることができる。関空へ行くにも経路は単純なのだ(少し高いが)。
反対方面の京都へ行くにも早い。高槻での新快速への乗り換えは発生するものの、それでも京都駅にはすぐ着く印象だ。
阪急に乗れば京都・河原町にもすぐ出れる。モノレールを使えば伊丹空港に乗り換えなしでダイレクトに着くこともできる。
鉄道網での弱点は、淀川より東方面に行きづらいという点もあるが、モノレールで門真まで行くと京阪に乗れるので、少し面倒くさいが鉄路は繋がっている。奈良方面にも行きづらいのだが、モノレールが延伸されれば近鉄電車とも接続して便利になる予定だ(現時点では開通はだいぶ未来)。
そして、バイク乗りには重要な道路網の話。
あくまで自宅からの話だが、吹田インターと茨木インターが目と鼻の先にある。これが、たまらなく便利だ。
まず、名神高速道路にすぐ乗れる。自宅からは5分くらいでETCゲートを潜れる。名神に乗れば京都・名古屋方面へのアクセスが優秀、もちろん西宮経由で神戸方面もすぐに行ける。同僚のカレー屋さんがある明石には、1時間程度で着いた。
吹田からでいえば、中国道の起点なので姫路・岡山・広島方面に行くにはすぐだ。そして、同時に近畿道の起点でもある。和歌山や奈良方面も行きやすく、第二京阪で名神の渋滞を避けて京都に向かうルートも選べる。
さらに大阪には中央環状線という最強の半バイパス幹線道路がある。渋滞の問題もあるが、中央環状線+新御堂筋を使えば、たとえば淀屋橋あたりの大阪市の中心に行くなら自宅から30分程度で行くことができる。
地味なところだが、茨木は北側の山を越えると京都の亀岡まで行ける。山道なので1時間ほどかかるが、そこから日本海の方へ国道9号や京都縦貫道を使えば、わりとスムーズに北上できる。
と、まだまだ書きたいことはあるのだが・・・。
これだけ交通に有利な立地はないと言っていい。少なからず、大阪市も含めてこれ以上に便利だなと思う町が思い浮かばない。
この便利さを一言では伝えられず、ここまで書いた内容を全部話さないと誰も共感してくれなさそうだが、次からは「大阪で一番便利な町は茨木だ。異論は認めん。理由はしずかなインターネットに書いてるから読め。でっかいイオンもある」と言うことにしよう。
それでは、またいつか