ストレスとお腹の不具合

Kaidanovsky
·

※不安やパニックに関する記述が出てくるので苦手な人は注意してください。あと食事中に読む話ではないです。

診断を受けたことはないが、たぶん過敏性腸症候群(IBS)である。仕事が忙しい時期にさしかかると症状が悪化し、忙しくなくなればすっと症状が消える。私の場合は症状が悪化すると、すぐさまトイレに行かなければ漏れる、みたいな腹痛が突然やってくる。いつその腹痛がやってくるかはわからず、あらかじめトイレに行っても無駄。そうした症状がある程度続くと、バスに乗ったり車の運転をしたり、知らない場所へ行ったりすることが不安になる。たとえ全くお腹が痛くない時でも、今腹痛が起きたらどうしようという予期不安みたいなものが付きまとう感じになる。このパニック発作にも似た症状がつらい。

忙しい時期はやがて終わるので、突然の腹痛はある程度短期間で治る。ところが、腹痛がやってきたらどうしようという不安はなかなかしつこく、おさまることがない。今でも時々、車やバスに乗っている時に、今トイレに行きたくなったら死ぬな、という考えが頭にうかび、なんともいえない緊張感で身体がすくむことがある。そういう意味では、地下鉄や各駅停車の電車なんかは絶対に駅にトイレがあることがわかっているので、IBSにも優しい移動手段となっている。

IBS自体を改善してお腹の調子をよくするために、体質的にお腹を壊しやすい玉ねぎを食べないとか(低FODMAP食という対処方法が実際にある)していた。でも結局一番効いたのは、腹痛ではなく不眠に効くときいてヤクルト1000を飲み始めたことだった。ヤクルトを飲むと軟便気味になるので体質に合っていないのかと思っていたし、小さい頃はヤクルトの味が嫌いで避けていたりした。でも飲み続けていくうち、軟便になるのは変わらないが徐々に排便のリズムが整って、いきなり腹痛でお腹を下すということがなくなってきた。IBSは精神的なストレスがひどくなれば再発を繰り返すものだが、ここ1年くらいは問題なく生活できていてうれしい。

@nmk
ままならない身体で仕方なく生活する。食事、DIY、服、インコについてのメモ。