「スティーブン・ユニバース」S2雑感③ ep20-22

東西北
·
公開:2026/3/14

ダラダラとメモっていたら長くなりすぎて3分割に。

ep20「ロボット・コンテスト」/Back To The Barn

原題、バックトゥザフーチャーのオマージュだ?「Barn=納屋」、なるほどね。パールという存在を通してジェムの社会制度が垣間見えた回。クラスターについてペリドットによる講義がされ、ジェムズにも危機感を共有。地球の核へ向かう乗り物を作るため、家にある機械を全部調達しようとするペリドットの家電破壊(テレビが…)を止めてスティーブンは宇宙船開発で大活躍したグレッグのオジオバの納屋を提供。ウウウ宇宙旅行はジェムドリル部門で再出発。ここの椅子でクルクル回るスティーブンと素敵なイラストだけど消さなきゃのパールのやり取りがやけにかわいかった。一緒に取り掛かると思いきやペリドットはパールを用無し扱いで追い払おうとする。「パールはいつもそこらへんに突っ立っている見栄えのいい荷物持ちなんだ」というペリドット。たくさんの他のパールとは?スティーブンも初耳らしい。パール族(属?)はたくさんいて見栄えが良くて誰かに仕える召使いとのこと。宝石の種類も限りがあるだろうことが気になっていたけど、同じジェムの別個体が存在するのか。じゃあジェムの合体なしで生まれながらのオパールやガーネットもいるんです?

誰にも仕えないと言うパールに「なんのためにいるんだ?」と心底わからない表情で聞くペリドット。ジェムドリル開発にあたって技術者で幼稚園の教員の自分に対してパールは指示に従うのが仕事とペリドットは主張する。ジェムってかなりの階級社会なんですか?正式名は銀河ジェム帝国だったりする?スティーブンの提案でプロジェクトリーダー決定のためのジャイアントロボットコンテストが開催。ガーネットとアメジストも見学にやってくる。巨大ロボ完成スピードが早すぎるし納屋の中の機材の量も種類もおかしいな?4次元納屋?1日がかりであらゆる種目で競争するも結局引き分けて2人ともプロジェクトリーダーとするスティーブンだが納得できないペリドット。あくまでパールは地位が下で飾りで引き立て役だと主張をやめず、こ〜れは印象が悪い!「ただのパールだから何!?だとしてもあなたをぶちのめしてやる!」とパールはロボの長い足でキックするもペリドットによって返り討ち。ペリドットは喜ぶもスティーブンはパールに駆け寄って心配し、アメジストやガーネットは賞賛する。自分の正当性を主張するペリドットだけど、スティーブンはパールが前の自分より良くなろうと頑張ってる、と反論。これってまさにS2ep11〜15にかけてパールの過ちと成長をそばで見ていたからこその台詞なんだろうな。あとお芝居体験での学び。ペリドットのルールが違う!は強者が弱者を支配するジェム社会のことかな?ガーネットに「ここは地球だ」と返されて考え直したペリドット、パールを技術者と認めて一緒に仕事を始めようと声をかける。

ところでパールによるドリルの持ち方の訂正の仕方とか「小さいお嬢さん」という台詞とか、ペリドットってまだまだガキンチョくらいの年齢なんですか?でも教員なんだよな…?2人の様子にこれならクラスターも止められそうとスティーブンは安堵する。そしてエンディングのイラストが変わっている〜!キャンプ場みたいな場所ではためくスティーブンの洗濯物。音楽もノスタルジーを誘う蝉とギター。どこかなと思ったけど納屋で寝起きしているから?

私でさえパールは宇宙船を開発してオゾン層付近まで行ったんだぞ〜ペリドットの宇宙船の操舵もして脱出ポッドからお前を追跡したんだぞ〜と庇いたくなるのにふたりが仲良く?できるするようにロボコン提案するスティーブンってすごい。企画力もある。しっかりパールが決めたときにアメジストがFoooと盛り上がっていたのもよかった。いがみ合いつつペリドットvsパールになったらパールの味方になるだろう信頼が、ある。一件落着後に画面外でレスリングに誘う会話もよかった。

スティーブンの名言「戦い方もものの作り方も自分で学んで、元の自分より良くなるために毎日頑張ってる」「誰にでもできることじゃない」

パールというジェムが故郷の社会でどういう存在かを知り、訓練回でローズといると自分が大切に思えたというパールの言葉の重みがますます増した気がする。

ep21「ここは地球」/Too Far

スティーブンから貰ったテープレコーダーに何かと記録していくペリドット。全部口に出すので周囲への嫌味や威嚇にもなっている。録音した内容を切り取り再生してマヌケと喚くこともできるように。周辺から牛を追い払ってきた草咥えてるガーネット素敵だな〜と思ったら面と向かって「見ていて不愉快だから合体を解け」というペリドット。こいつすごい…引っ掻き回していくな〜!即ガーネットによって柵に繋がれるペリドット。さすが判断が早い。真っ向から言い返すパールと違う行動に性格が見えるな〜と思った。あんなことしなきゃだめ?と聞くスティーブンにガーネットは「ペリドットを野放しにしておくのは実に不愉快だからな」と返す。上手い。

一方でペリドットの独特の話し方を楽しむアメジストとスティーブン。ペリドットが気に入ったアメジストはドリルを取りに行く彼女の看守として幼稚園に(スティーブンと)一緒に行くことに。でもテープレコーダーはダサいらしい。ペリドットはガーネットを「合体形」呼ばわり。ジェムが合体するのは戦う時だけだと話すけど、今までガーネットから聞いてきた認識と全然違うな…?まあジェムは合体実験を良しとするような社会だからそういうものか。さらにはスティーブンは「恥ずべき掛け合わせ」でどう動くのかわからない、など散々な言いっぷりのペリドットに大爆笑アメジスト。悪口を大真面目に言っているのが面白いのかな?調子に乗ってペリドットはさらにアメジストが言いなりなのはおかしいと言いだす。地位が低いパールと合体形のガーネットに比べて位が高いからリーダーであるべきはお前というペリドット、一気にスンとした顔をするアメジスト。ペリドットによると、クォーツは「強くて有能で特別な戦士」らしい。宝石に詳しくないのでよくわからん…アメジストってクォーツなんだ?あとアメジストは本来ならもっと大きいらしい。過ごしていた穴は他より500年ほど新しいから、穴に長くいすぎたせいで小柄なんだろうとのこと。つまり本来はローズクォーツのローズくらいのデカさがあったってことかな?「遺伝子レベルの欠陥」とまで言い出してペリドット、そういう社会の育ちとはいえ口がマジで悪いぞ…!でもジェムに遺伝子という概念があるんだ?アメジストは一気にテンションが低くなりさっさと用事を済ませて帰る3人。ペリドットは自分の話でアメジストが爆笑すると学習したけど何を言っても相手の反応が鈍いので疑問を抱く。「アメジストがいつもみたいに笑ってない」の台詞だけだとマシなのにな…!スティーブンは「アメジストの気持ちを傷つけたんだ。幼稚園ですごく意地悪だったよ」とコメント。癇癪を起こすペリドットを見てよくキレないで帰ってこれたわねとパールもいうけど私もそう思う。ペリドットのミスで勝手にドリルが起動、スティーブンが止める一方でアメジストをペリドットが庇う。乗り物に酔うのに頑張ったなスティーブン。アメジストを押し倒すペリドット、妙に雰囲気のある沈黙が落ちないでほしい。時々観ている方が戸惑う距離や雰囲気のシーンを印象づけてくるよねこのアニメ。

場を改めてペリドットはアメジストに向かって録音を再生する。全員が欠陥品とクリスタル・ジェムズをこき下ろすけど「自分も同じで敵と組んでいるし上手くできない。そんなつもりではないのに傷つけてしまう」と続ける。今は地球について学んでいる最中なのは考慮してほしいとしつつ最後に悪かったと謝罪。一応和解するが、アメジストにテープレコーダーはやっぱりダサいといわれる。ペリドットにどんな気分?と尋ねるスティーブン。大きいという返事はちょっとよくわからないかな。

スティーブンの名言「気分悪いでしょ?さっきのアメジストと同じ」

ep22「愛がすべて」/The Answer

納屋で寝こけるスティーブンを起こしていつものサングラスを外したガーネットがhappy birthdayを言う。わざわざ起こすの珍しいね?誕生日に教えてもらうはずだったルビーとサファイアの話をねだるスティーブン。ガーネットはふたりの出会いを話し始める。実際はルビーとサファイアの出会いの話=ガーネット生誕の話=ローズたちとの出会いの話でしたが!ジェム社会について少しずつ掘り下げてきたこのタイミングでこの昔話、情報の出し方が上手い。

舞台は5750年前?に新しいジェムの植民地として期待されていた地球で始まる。小規模反乱グループに手こずったブルーダイヤモンドが希少な貴族で予知能力持ちのサファイアを呼び寄せ、その護衛に3人のルビーが着任。たくさんいるパールと同様にルビーもたくさんいるってことかな。ブルーダイヤモンドのおそばにも仕えているらしいパールがいたし。小柄なルビーは合体して戦うけど姿は変わらずそのまま巨大になるだけのよう。ルビーズ、見た目が完全に同じだったし、同じジェムでも別個体だけど見た目は一緒の存在がうじゃうじゃいるってこと?サファイアは予知で反乱者たちによるクラウドアリーナの攻撃と自分を含めたジェムたちの損傷、反乱グループの確保を予知。訓練のときにパールが訓練場にしていた空に浮かぶ競技場のことかな?自分の未来がすべて見えているので怖くないサファイア、もっと地球を見たかったけど諦念の様子。そこへパールとローズが現れてクリスタル・ジェムズを名乗る!当時はふたりしかいなかったように思えるけど仲間は他にもいたんだよね?戦いで姿を消したジェムズの思い出話もいつかされないかな。パールからサファイアを庇おうとして3人で最後に生き残ったルビーが勢いで合体。生まれたてホヤホヤの彼女は今の姿とだいぶ異なり、青とピンクのマーブルな存在。予知では捕まるはずだったローズたちは逃げ、周囲は混乱&動揺。違うジェムとの合体は前代未聞だったらしい。そうなんだ…だからローズやパールも驚いていたんだな!じゃあ今はジェムズが当たり前のようにやってる合体って実はずっとイレギュラーの合体だったってこと!?ジェム社会、階級社会な上に血統主義みたいな面もありそうだな。

予知と違って敵が逃げたので許せないブルーダイヤモンドが貴族と合体したルビーに責任を取らせようとするけど、サファイアがルビーを連れて逃げ出す。サファイア、予知能力とは別に高速移動能力も使えるのか足が速いよね…?そのまま地球でふたりきり。予測ができなくなって途方に暮れたサファイアは文字通り凍る。ルビー、運命を変えたんだな……。凍りつくサファイアを洞窟へ避難させたルビーは彼女のひとつ目の素顔にときめいたのか足元が燃え上がる。合体の不思議な感覚が2人を繋いでいる様子。ルビーにとっていつもの合体は自分がただ大きくなるだけで、サファイアは目が三つもあることに驚き、全部が初めてだったサファイアとルビー。自分じゃなくなったことも衝撃らしい。ミュージカルパートを挟みつつふたりは手を取り踊って意図的に合体を試みる。ガーネットによる「私は復活した」がすごく意味深な響きだ。でも復活、損傷したらジェムに戻って体を作り直すジェムにとってはありきたりの感覚なのかも。新しい存在の彼女の前にパールとローズが現れる。ローズクォーツはこの時点で反乱を起こしたグループのリーダーやってるらしい。合体に引け目をおぼえる(まだガーネットと名前がないらしい)彼女に「あなたの気持ちの方がずっと大切なんだから」とローズは伝える。なぜ本来の自分を捨てて、やるべきことをやらずこうしたいのか戸惑うガーネット(仮)の「ルビーに運命を変える力があるのか」「サファイアが全てを捨てたのは何故か」という疑問には「あなた自身がその答え」とローズは教える。スティーブンが答えがわかったか聞くとガーネットは当然という顔で「愛だ」と返す。「やっぱりそうか」「そういうことだ」の会話がいい。合体が最初にあって、それから色々考えてその答えを得たのかな。The Answer……

ところでローズ、また会えてよかったと言っていたしこの件をきっかけに異種合体という手法を取り入れて反乱成功に至ったのかな?もしかしてオパールとかサードニクスとか、実際にそういう宝石を持っているわけではなくて自分たちで名付けた/名乗っていた?ペリドットがガーネットに違和感を感じていたし、ジェム社会ではこういう合体はいまだに定着していないのかな。ガーネットが愛の体現者なところは好きだけど、何でもかんでもロマンスである必要もないと思っているのであんまり恋愛一辺倒だと飽きちゃうかも…と思いつつそうはならないだろう信頼もある。

ガーネットの名言:「この奇妙な新しい姿に慣れたいと思った」「混乱し恐ろしくて…でも幸せだ」


2026/03/14 完走@U-NEXT

というかクラスターの問題が解決していないのにシーズンが変わるのどういうこと?もしや放送年でシーズンを切り分けている?12月末の放送回がシーズン最後で、1月最初の放送回がシーズン最初というように…思えばS2は意味不明な1話(コラボ企画)に始まり途中の回でOPが新しくなったのも引っかかる。OPが新しくなった回が本来のS2ep1だったのでは?