近況ひとりごと(アンソロジー発刊や、最後の同人誌制作について)

Nanase
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一週間に一度を目安に更新したいなと思っていたのだが、気づけば二週間以上経っていた。原稿をしていると、なんだかいろんなことが疎かになる。

今のジャンルであと2冊作りたい本がある。うち1冊はアンソロジー。これはもう取り掛かっていて、4月発刊予定だ。もしかしたらこれが最後の頒布本になるかもしれない。もう1冊は主目的が自分用の保存本なので、頒布するかどうか決めていないからだ。アンソロジーを発刊している方の裏側は、何度か見てきた。その上で、わたしはもし主催をするのであれば、こうしようといくつか心に決めたことがある。

・たとえなにかトラブルがあったとしても、決して共通の知り合いや全世界に向けて口外しないこと

・返信が早く、〆切を守ってくれる信頼のおける相手だけを誘うこと

・アンソロジーだからといつもより多い部数を頒布しないこと

アンソロジーとなると、自分だけでなく他の方に寄稿していただくことになる。となれば、失礼のないよう努力することは当然であるけれど、同人活動は結局のところ「趣味」に過ぎない。過去に何度か寄稿させていただいたこともあるが、いい思い出に終わったものばかりではない。その経験を踏まえて、自分が主催する際には①自分なりに誠実であること②無理をしないこと③楽しく終わることを一番のゴールとすること、を忘れずに行おうと決めた。

今のところは楽しく制作できている。最後に楽しかったと言って終われるように引き続き取り組んでいきたい。

そして最後にもう1冊、わたしが人生で初めて書いた二次創作をリライトして本にしたい。このジャンルで今二次創作活動を行い、人生で初めて本を作った。最後の本はその人生初の二次創作を本という形にして残したい。(もし頒布する場合は、4編のSSのコピー本もノベルティとしてつけたい。夏と〇〇など、リライト予定の話と同じ裏テーマで書いたSSがある。)それはきっと楽しくて、終われば少し寂しくて、それでもわたしの中に確実に残り続けると思う。それを作って、しばらくは同人活動をおやすみしようと思っている。

今年の前半はそれに取り組んで、後半はインプット期にしつつ、少し生活の方に力を傾けようと思う。