好きの言語化が難しい

Nanase
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読書感想文を書くのは昔から得意だった。読書感想文は読書の感想を書くものではなくて、「作者の言いたかったことはなんですか?」という設問と同じだと思っている。学校の先生が好む、望ましい回答があるわけだ。でも、感想を述べるのは昔から苦手だ。なぜ好きなのかを突き詰めて考えたことがないのかもしれない。

最近はあまりゆっくりとドラマを視聴することができていないけれど、5年ほど前までは新番組は全てチェックしていた。そのうち最後まで視聴していたのは3分の1程度だろうか。好きなドラマはいくつもあるが、刑事物や推理物、ホラーなどが好きで、すぐに浮かぶのはケイゾク、トリック、IWGPなどだ。科捜研の女も好きだ。古い作品が多いのは、学生時代に近所のレンタルDVD店でまとめ借りして休みの日に視聴していたからだと思う。

本は集中して何時間でも読むことができるのに、なぜか映像だと途中で飽きてしまうことが多いので、映画館にはたまにしか足を運ばない。これまで2度以上見に行った映画はTHE FIRST SLAM DUNKだけである。

今年は、久しぶりに大河も視聴している。少しだけ私生活に余裕が出たこともあるが、珍しく前のめりになって視聴している。例年録画を3回分以上溜め込んでは脱落しているのだが、今のところ毎週欠かさず視聴している。大学時代古典文学を専攻していて、懐かしさを感じるからか、脚本に細かい伏線や遊びを感じるからか。せっかくなので、なにが自分の心に響いたのか考えながら視聴していきたい。

そして今年は、読んだ本の感想もこのしずかなインターネットに綴っていけたらなとも思っている。