前回の投稿にお便り下さった方ありがとうございます!とても嬉しい。また見てくださっていたらいいな…。
さて、手術が終わってから仕事はどうしたのかなど書いていきましょう。
◆ 仕事とか通勤とか術後どんな感じか
術後の週明けから数日間は在宅で仕事をしていました。そして木曜日あたりに出社せねばならず、トートバッグで出勤。リュックは無理でした。背負う時に腕を曲げるのも難しいのですが、ショルダーの部分がもろ傷に当たりました。
自分は電車通勤なのですが、吊り革を掴むのはきついので、端っこの方で耐え抜きました。満員電車でなんか人の肘とかぶつかってきたらどうしよう…と心配したり、かなりのストレスでした。手術した部分がチクチク痛かったり、ずっと腫れている感じがします。あと内出血がすごい。
1週間つけていた傷パワーパッドを剥がす時が大変でした。胸の正面とかはそうでもないのですが、脇の下あたりの腕によって圧迫されている部分はかなりビタビタにくっついており、剥がすにも今の状態では腕も思うように動かせず大変でした。そしてそれを剥がした後に貼る時もこれまたちょっと大変。でも1人でもできんことはなかったです。とはいえ、こういう時に近くに手伝ってくれるようなお友達がいたらな〜と思いました。
腕を上に伸ばすと皮膚と筋肉がくっついているような感覚がありました。もちろん痛みを感じる時もありましたし、突っ張る感じがしばらくは続きます。
あと胸を抑えるバンド、病院側から渡されるものは1つなので、汗っかきな自分は毎日同じものを使うのはなかなか無理がありましたので、ネットで検索して同じものを購入しました。そのうち不要になるので悩みましたが…汗臭いのも嫌だし、衛生的にも気になったので…。
1ヶ月後にはバンドを取って散歩に出かけました。胸に何かをつけていない状態で洋服を着たり、外に出るのは初めてでした。
まず、足元が見れることに感動。そして今までだったらTシャツが絶対素肌に触れることのなかった場所に触れることが面白かったです。そして腹の出具合がすごく目立つことに驚きました。笑 傷の部分は少し盛り上がっているので、ピッタリしたTシャツなんかは多少影響ありました。
後、自分は胸板がかなり厚いので、ブラジャーのワイヤーでアンダー部分が擦れまくっていたからかなり痛々しいことになっていたことにも気がつきました。今はそれも回復しています。
脂肪吸引後は行った場所の感覚がかなり長いこと鈍感でした。不思議なもので、これも気がついたら復活していました。
◆人間ドック
そしてその年の年末に人生初の人間ドックを受けることになったので、血圧の時にお世話になった先生に胸オペしたこと事前に伝えた方が良いかと相談したら下記のような返答をいただきました。
「心電図とか撮るときは分かっていた方がいいから伝わってるといいと思います。乳がんの方もいるし、理由とかは言わなくていいし聞かれないと思います」
とのことだったので、予約を入れた後に電話でスーパードキドキしながら「乳房切除してます」と伝えました。病院側は「お伝えいただきありがとうございます、検査の情報に入れておきます」と返答。
そして予約の前日に事前の問診票に「手術したことはありますか?はい・いいえ 病名_______」というような欄があり、とりあえず事前に連絡はしていたからいいか思い、手術したことあり・病名欄は空欄に。
そして当日、受付で問診票などを提出し、やはり聞かれました。「病気というわけではなく、電話で切除したことはお伝えしていたのですが」と言ったらその場ではそれ以上詰められることはなく、検査していく前の面談で聞かれました。内容としてはこんな感じ。
「あ、豊胸ですか?」→「いや、逆です」→「小さくされたんですね」→「(取ったんだけどまぁいいか)はい」→終了
そして着替えて検査へ。淡々とこなしていきます。
で、最後の方にやったバリウムの検査で「一年以内に大きな手術を受けたことがあるか」という質問・確認項目がありました。検査の担当の方に相談したところ、「回ったりするから傷が痛くないか」という意図だった模様。手術をした時期を聞かれ、4月末で検査が12月の頭だったので「4月か〜…」と少し悩まれていました。結果的には検査してもらえました&自分は全く痛くなかったのですが、術後にバリウム検査をやりそうな方は注意が必要だと思います。
そして今思い出したのですが、その翌年の人間ドックも同じ場所でやりましたが、乳房切除のことは伝えずに検査終わりました。心電図も何事もなく。
◆傷痕
2年経ったのですが片方は綺麗、片方はケロイドっぽく赤く少し盛り上がっているような感じです。ちゃんとスキンケアとかしたらもう少し綺麗になるのかな?と思いつつ特に何もしていないです。痛みとかはもう何もないです。なんならちょっと肉ついてきちゃったね…という感じがしているので、筋トレをしなければな…と思っています。
◆会社ではカミングアウトしてない。
さて、自分はジェンダーのこともセクシュアリティのことも今の会社ではカミングアウトしてません。なので、自分はかなり胸がデカかったのでいきなりそれがゼロになったら気づく人は気づくのかな…と思いつつ、かといってブラジャーをしていくのは無理…なので、会社に行く時は締め付けのないカップ?パット?付きのキャミソールを着ています。ほんのり膨らんでいる、ぐらいになります。自分は仕事に行くときはドラァグしてる気持ちなので、そこまで苦ではありません。そしてこれは持論かつ憶測でしかないのですが、多くの人は自分が思ってる以上に他人に対してアテンションがありません。もちろんうっすら気がついてる人もいるかも知れませんが、それを実際に「胸小さくなった?」などと聞いてくる人が居たらただのハラスメントです。
◆その他
いや〜手術してよかったです。若い頃にできていれば、とか色々考えてしまいますが、まぁ人生色々、歩く速度も環境も人それぞれです。何歳であっても自分らしさを追い求めることは素晴らしいことだと思います。
手術したことや、カミングアウト済みの友達と行く旅行はとても楽しかったです。安心感もあり、開放感もあり、世の中はこんなに楽しいのか!と、思えました。写真に映る自分がとても楽しそうだし、何より自分が求める姿だったからです。
ブラジャーを捨てた時、最高でした。ブラジャーって暑いし、お金がかかる。あと、胸ではないが、この頃にアンダーウェアをスパッツみたいなものとトランクスみたいなものに買い換えました。すっごい良いです。レースとかリボンとかから離れることに安心感を覚えました。(男性用の下着も持っているのですが、やっぱり構造が違うので前部分に布二重もいらないなあという気持ちです。)
胸オペに関することはそんな感じかな…!?思い出したらまた何か書こうと思います。
そして今自分は戸籍の名前を変えようと動き出しました。どうなるかは不明ですが、これもまた記録としてまとめたいなと思います。