すぐ死にそうだなって話

nob_robert
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30000日

とても有名な、Dropbox創業者のDrewHoustonによるMITでのスピーチを最初に掲載する。(日本語題名が嫌いだけど)

内容詳細は割愛するが、「人生30,000くらい」というパートはこのスピーチを初めてみた26歳時点(たぶんそのくらい)から今に至るまで、ずっと頭に残っている。印象的なフレーズであるということ以上に、それがfactであることへの腹落ちが強烈だったからだ。

そもそも毎年「今年は早かったなあ」とか、「もう年末かー」とか、そんなことをずっと思っていた気がする。社会に出てから尚更だ。

26歳ほどでこのスピーチを耳にした自分は、

  • 10,000日くらいはすでに消費している

  • ラスト10,000日は心身ともに今ほどはワークしない可能性もある

  • とすればこれからの10,000日の重要度は高い。

と感じたし、怖く感じた。

精神論的なことではなく実際の時間(=有限な資源)の少なさに向き合うことになったし、「ここから1年の重要性たるや」と思うようになった。さらに、「じゃあ半年は?」「この1ヶ月は?」「今週は?今日はどうするか」と、1日1日への意識が明確に変わったように思う。

そんなことを思ってから大手企業を辞めてみたり、スタートアップにジョインしてみたり、自分でスタートアップを創業してみたり、している。その時々で自分の中の小さな声を聞きながら意思決定してきたつもりだし急いでいる自覚もあるのだけど、もう35歳にもなる。時の早さに眩暈がしてくる。

一番慕っていた爺ちゃんが亡くなったのが73歳だった。人生100年と云われもするが、意外ともう人生の半分くらいは生きてしまっている可能性だってある。明日死んだって別におかしくはない。確率論ぽいところもある。

だから、すぐ死にそうだなって常に思っているし今日死んでも後悔しないような今日を、ちゃんと生きているんだろうかと自問するようにはしている。

とか書いてるけど、

別に「お前、今日ちゃんと生きたか?後悔ないか?」なんて毎日自問するほど真面目なわけでもない。

たまにそう思う程度というはなし。

@nob_robert
今のところ自分用。