岡田斗司夫さんのYoutubeの切り抜きで、これは!と思う内容があったので、メモします。
思考の高速化
戦闘思考力の訓練方法
「あえて3秒以内に答える」
とりあえずの答えを出す訓練は瞬発力が上がる。例えば信号が変わる前とか。瞬発は頭の訓練になる。
「とりあえず法」
最初に「まずこれは3つある」と宣言しちゃう。それから思考を動かす。2つ目を言ったら、残りの1つに集約するしかない。これがいい整理の訓練になる。
「デッサン法」
テープを回しながらとりあえず話してみる。無口な人は思考力を鍛える機会が少ない。言葉にした瞬間に「俺が言いたいことはこういうことだったんだ」と後からわかることが多い。
だからデッサンのように近似の線をざーっと引いて、そこに思考を合わせていく。反論も封じるような完璧な文章というのは最初から思い浮かばない。
対話の場合は相手の反応を伺いながらやる。表情を見ながら微調整するからまさに「デッサン」である。
思考の回転力とトルク
なんでもパッと返せる人は頭の回転が早いけど、トルクが弱い。タイヤを速く回しちゃうと低速発進ができなくなり、重いものを運ぶことがしにくくなる。
人の話を聞くときはこちらが速く回転しすぎてはいけない。「こういうことですよね?」とこちらからアプローチすると、相手も「そういうことか」と了解して、その先を引き出せなくなってしまう。
低速でもいいから強いトルクが必要。これは共感力が大事になってくる。
ひたすら聞いて聞いて聞いて、自分で咀嚼していくのが大事。
ハイ・ロー・ミドルで3段階で切り替えるのが大事。蛭子能収さんが出てくると、場の空気をさらってしまうのは低速トルクにみんなを巻き込む。ローギアを持っている人は強い。
伝達力を上げる訓練
話し下手へのアドバイス
1.口数が少ない人
人前で話せない人。思っているより3,4倍よりたくさん喋ってみて。正確な言葉を使いすぎるのも良くない。脳の容量を言葉を出す前に使っている。言葉に敏感で文学的な人が多い。こうかもしれない、ああかもしれないとデッサンしていくのがいい。綺麗な線を一発で描こうとしなくていい。
2.口数が多い人
例えば話が流れすぎてしまう。いつも思っていることを1/3くらいにする。頼れる自己が大事。
俺はまさにこれだな。口をつけば「たとえば」と具体例で追いまくろうとする。もっとゆっくり考えてみよう。
この切り抜き動画で岡田さんがおすすめしていた千原ジュニアの「亀のクラッシュ」の話。