2024/03/28

nobuz
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どんな人間でも、一度は未来のことを知りたいと思ったことがあるだろう。

身近なものだと天気予報がそれにあたる。

天気予報というのは、さまざまなデータの統計を取り、計算することで未来の空模様を知るというものである。つまりは、「確率」を計算しているのだ。「確率」は知った気になっているものの、その本質までは深く考えられていない。そんなことを言った僕自身も「確率」に関しては深く考えられていないが、作成された思いみたいなのはちょっぴりわかる気がする。これは本当に個人の考えでしかないけれど「未来のことに不安を持った人が、どんな未来が待っているのかを知るために作った」と思っている。たいていの悩みは未来からくるものだからね。

今回はそんな確率についての話をすこしだけしようと思う。

「最適停止規則」というものがある。よく「秘書問題」とも言われるもので、「面接に来た人(N人)を先着順にr (0<r)人スルーした後に、その後に来たN-r人の中から今まで来た人に比べて最も良いと思った人を採用すると、最良の応募者を選択する確率は36.79%になる。」というものである。

要するに、適当に何人かスルーする人数を0人以上で決めてスルーした後に、そのあと来た人を見ていって一番初めに良いと思った人はおよそ1/3の確率で応募してくれている人の中で最も良い人であるというものである。これは最初の1人目を採用するよりも幾分か高い確率であるとされている。

そしてはこの問題は、必ずしも秘書だけに限定しなければいけないものではない。恋人に置き換えても同じことが言える。

つまり何が言いたいかというと、心底好きだった人がいる場合でも1回はスルーしたほうがのちのち幸せになれる確率が高いということである。

日本人の結婚までの交際人数の平均は男女ともにだいたい4~5人らしい。

人生の間に心底好きになる人っていうのはこのうちで1回はあると仮定すると、もしかしたら昔に負ったこころの傷は今いる素敵な相手に会うための最善策だったのかもしれない。し、そうじゃないのかもしれないという数字の話なのに曖昧なお話でした。

追伸: 眠くてうまく文章書けてないかも。