忙しくなってから一週間がたった

nobuz
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4月末に元々勤めていた会社を自主都合で辞めて、5月から会社を起業することになった。

元々は、9月くらいに辞めるかなーって予想だったんだけど思いの外早かった。辞めた理由は色々あるんだけど、契約上ここに書くことはできない(できないものもある、が正しい)。

辞めることが急に決まったもんだから、あんまり心の準備もできてなかった。3月の下旬に突然辞める可能性があるっていう話がきた。望永ちゃんが留学に行ったのが3/26(火)で、その日に横浜に話し合いをしに飲み会兼作戦会議?みたいなのを吉田(前の会社の財務の一番偉い人)さんとした。

吉田さんは、すごく熱意があってポジティブな人。

俺らがサービスの人数だけ伸びててマネタイズできずに、典型的なスタートアップの失敗に陥りかけていた時に救いの手を差し伸べてくれた人。一緒にやってみようと言ってくれた人。

そんな人がすごく暗い顔で僕たちを呼ぶもんだから、「そういう話かな」って思った。その通りだった。

でも、強制でやめろって感じではなく

  • 今の事業部にはいられないけど、他の事業部で引き続き働く。ただし、鎌倉市に移住することが必須。

  • 今の会社を辞めて独立をする。

この2択だった。

他の人は悩んでたりもしたけど、僕はまったく悩まなかった。その理由はいくつかあるが大きく2つあった。

1つは、正社員として働けば少なくとも安定した生活が手に入る。これが少し怖かった。一般的にはすごく良いことで親も安心する選択。でも、この生活に慣れてしまったら重い腰を再び上げることはできないと思った。

2つ目は、望永が名古屋に帰ってくるから。少なくともあと一年は名外語に通うと思う。留学と合わせて二年間、あるいはもっと先の見えないぐらい会えなくなる。そうなると、多分別れるっていう選択が必須になる。望永と過ごしたこの5ヶ月が今まで過ごしてきた中で一番楽しいって思えるぐらい楽しかった。そりゃ、学生の時とかにも同じくらい面白いことがあった気もするんだけど、昔のことだから美化されてる。その美化されてるのと同じくらい毎週楽しかった。それと、必ず空港には迎えに行ってあげたい。すごく喜んでくれる望永が想像できるし、そのことを考えただけでちょっと泣きそうになるくらい好き。

このような理由から、会社に居続けると俺の目標は叶わないと思った。(*1)

なんやかんやで色々な契約書をしたりして、会社を辞めて次何で食べていこうか?ってなった。会社自体は元の4人でやるとしても、食っていく日銭を稼ぐのは自分たちでやろうという方針だったからだ。

最初はフリーランスでデザイナーをしつつ、学生の頃にやっていたエンジニアをもう一回思い出すことでエンジニアも守備範囲として稼ごうかと思った。

けど、これだと会社に入れるお金が無さすぎて色んなサービスを利用するだけで赤字になってしまう。そんな時に、Optimindっていう会社の代表が「うちで受託しなよー」って言ってくれた。ただし、ずっと受託をして受託会社なんかになって欲しくないらしく、自分たちのプロダクトを同時で作成することを前提に受託させてくれた。

ここで問題発生!

受託をするにあたって、エンジニアをすることになった。しかし、元々やっていた分野のエンジニアとは全く別種の分野だったのだ。できるのか、?

でも、いつもちょっとずつ無理(今回はだいぶ無理)をしてくることで、自分より上の人間しかいない現場で成長を続けてきたので無理をする自信はとてもあります!

どれぐらい分野違うのかっていうと、メロンとメロンパンぐらい違う!

いつも「要件定義→デザイン作成→プログラミングをして実際のデザインの作成」までをやっていたのに今回は、

「(今までやっていたこと)→データ設計→通信方式やデータを取得、送信」をやることになった。結構無理。

けど、友達が俺に教えながら仕事をしてくれるおかげでなんとかなってます。マジで精神的にも物理的にもきついって感じがするんだけどなんとかなれーっ!

もう一週間キツキツでやらないと能力的にもタスク的にもきつい!

  • 月曜: 午前中は受託、午後は自社。

  • 火曜、水曜: フルタイムで受託

  • 木曜、金曜: フルタイムで自社。

  • 土曜、日曜: プログラミングの勉強、自社。

って感じ!これが6月になると、

  • 平日: フルタイムで受託。うまく時間を作って自社。

  • 土日: プログラミングの勉強、企業間のやり取りに顔をだす。

って感じになる。

このうまく時間を作って自社っていうのをしないといけないから、この1ヶ月に異常な速度でプログラミングを上達しなければならない。マジでセンスとかはそんなにないとは思うけど、努力と時間でなんとかしようと思う。

だから、望永との時間が少なくなっても許して欲しい。でも、メンタルもフィジカルもボコボコな状態だから癒しても欲しい。わがままでごめんね。

望永との時間は本当に楽しい。でも、離れているから心配とか不安もたくさん。浮気されちゃはないかな、飽きられないかな。そんなことめっちゃ考えてる。今はお互いにたくさん時間使ってるからすごく好きーってなる。けれど、これが減って日常で占める割合が減ると途端に冷めるんじゃないかって。構ってくれないと浮気しちゃうってのはすごくわかる。その人のために頑張ってるのにみてくれないと見てくれる人を好きになるのは自然だと思う。単純に会う回数が増えると単純接触効果で好きになっちゃうもんだし。

もうすぐフロリダでのディズニー研修が始まる頃だと思う。

期間は6ヶ月。誰かのイタズラみたいな数字で、僕らが付き合ってた期間より1ヶ月長く設定されてる。

ということは、仕事場で毎日会ったりする人がいるとそっちの人の方が僕と過ごした時間よりも多くの時間を過ごすことになる。あー、心配だな。辛い。

俺はアメリカにいないし、すぐに心配してきてめんどくさいし、すぐよくわからないことで喧嘩になる。そんな人といるぐらいだったらもしかしたら、他の人の方がいいんじゃないか?ってよく頭に浮かんでそう。それが浮かぶのも納得できるからより辛いね。

アメリカだけの期間だから浮気なんてしないよって思うかもだけど、寂しい期間って永遠のように感じられるから体感だと一生みたいに感じちゃうかもね。もしかしたら、日本人とか近くの国の人かもしれないし。

まー、でも考えるだけ無駄だからとりあえず自分にできることを着実にやっていこうと思う。

  • プログラミングをあと1ヶ月で受託レベルまで引き上げる

  • 今年中にプログラミングである程度戦力になるレベルまで持っていく

  • プロダクトのPDCAサイクルをするための検証環境を整える

  • 望永ちゃんとできるだけ時間を作る、できるだけ疑わないようにする

これだけはやっていこうと思う。頑張るね。

最後に、会社名が決まりました。

その名も、、

株式会社Finn

です。

まあ色々意味があるんだけど、それはここに書いたら長いことになりそうなのでまた聞いてね。

俺は会社の余白担当です。みんな割と真面目ですごくかっちりとした人。買収されるまでの期間で呑気に団子食ったりしてたのは俺だけです。胃はやられてたけど、自覚はないし精神的にも参っていたって感じはなかったんだよね。単純に狂ってたんだろうけど!

でも、どんなことでもなんとかなるし時間がたてばどんなことも解決するって考え方だからとてもビジネスには楽観的なのかな?まだ若いからか、死ぬのもあんまり怖くない。どちらかといえば、自分の周りの人間が死ぬのが怖い。代わりになってあげられるなら俺が死んでもいいって感じ。

やっぱり、かっちりとした企業って信頼感もあってすごくいいと思うんだけど前の会社で思ったのが、その会社のユーモアみたいなのが必要なんだよね。

この会社面白そう!入ってみたい!って思わせるのが目標です!

そんで、俺たちは将来日本で若い人たちが希望を持って生活していくことができるような行動をしたいと思ってる。今具体的に思ってるのは、日本円を稼ぐのではなく外貨を稼ぐっていうのを考えてる。日本の価値を上げるにはやっぱり、外貨を稼ぐ能力がかなり不足してると思う。外貨稼げてるのって、日本食、アニメ・漫画、車しかないんだよね。

それって、かなりまずいことで車もテスラとかが主流になったりしちゃったらいよいよ円安止まらなくなって、日本人ってことを子供達が誇れなくなると思うんだよね。日本ってせっかくいい国だから、経済的にも誇れるようにしなくちゃね。

だらだら書き殴っちゃったけど今回はこの辺で、バイバーイ!

*1: 目標とは?

  1. 起業をしてどこでも働ける、お金で悩まないようになること

  2. 好きな人と結婚して、幸せな人生を送ること