2024年読んだ本を振り返り📚

nofi
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 1年で読んだ本の中で印象に残ってる本を12冊ピックアップしました。思ったより沢山読めていて驚きです。しかも中身が重めの本をちゃんと読み切ってるのはえらい!(自分で褒めておきます)

  1. 『行動経済学の使い方』

    Kindleで気になったので読んだ本。「利益より損失を嫌う」「恩に報いようとする」「他人の幸せを自身の幸せに感じる」これらの人間の意思決定の特性を利用して経済活動が行われている、という内容が専門用語を使って書かれている。年始にこういうお金の話読みたくなりがち(謎)。

  2. 『プログラマー脳』

    そんな脳機能あるのか?と気になって読んだ本。実際は脳の機能の話というより、プログラミングは脳の動きをどう使えば学習しやすいか?というのを考えた本。学習法寄りなので、プログラミング始めたての人や教える側(特に子どもへのプログラミング教育を行う人)におすすめの1冊。

  3. 『イシューからはじめよ』

    問い立てからアウトプットするまでの過程で、特にイシューを見極めて仮説を検証する段階が大切らしい。本当に解決すべき問題なのか?インパクトが大きいイシューも答えが出せなければ無価値、というのにドキッとした。

  4. 『カイゼン・ジャーニー』

    次々現れる壁を乗り越えながら開発現場で仕事環境をカイゼンしていく話。ストーリー仕立てで読みやすく、リアルな展開にあるある盛りだくさんでグサグサくる。チームでのお仕事してる人におすすめ。

  5. 『独学術』

    学生時代から何度も読んでいる好きな本。人生何をするにも自力で知識を身につける必要がある。でもどうやって?に答えてくれる本。個人的にすごく反発したくなる文章だけど、それは的を得ているからだろうな。辞書、事典、地図を広げて原典にあたりたくなる。

  6. 『乱読のセレンディピティ』

    いろんな本を読みかけてるのは悪いこと?と考えているときに出会った本。『思考の整理学』の滋比古先生の著書。いろんな分野を乱読するからこそ思いつきが見つかる!短編がたくさんで隙間時間に読みやすい1冊。

  7. 『「読み」の整理学』

    またまた『思考の整理学』の滋比古先生の著書。「読み」についての本。未知のものを読むことと、既知のものを読むことには違う能力や訓練が必要だよね、という話。詳しくない言語の話や新しいツールのドキュメントってハードル高くて悩んでいたので目から鱗。

  8. 『暇と退屈の倫理学』

    時間が欲しいと言いながら、休日に退屈してしまうのはなぜ?という問いを、いかに生きるべきかを考える倫理学の観点から考えた本。自由な時間を求めているのに、いざ自由な時間ができると何をしていいかわからないことが増えてきたので参考に読んでみた。哲学的な話が多くて楽しい。思考する贅沢を取り戻そう!

  9. 『もしニーチェがイッカクだったなら〜動物の知能から考えた人間の愚かさ〜』

    人間は知能が高いから他の生物よりも幸せ?むしろその逆だよね。という話を研究をもとに示してくれる本。私の中で共感の嵐が吹き荒れた。

  10. 『フロントエンドの知識地図』

    React、Nuxt、Next、Svelte..etc、色々聞くけどそれってどこに位置してるの?を体系立てて教えてくれる本。まさに求めていた本。関係を図解はしていないので覚えるために図にまとめたらとても良かった。

  11. 『脳を最適化すれば能力は2倍になる』

    脳から分泌されているホルモンをうまく使えば仕事が捗る!という内容の、高校生物基礎知っていれば楽しく読める優しいビジネスマン向けの本。

  12. 『[禅的]持たない生き方』

    「制限の中で生きる方が人は楽である。」禅宗のお坊さんが書いた本。数年前に何もかも捨てたくなって読んだ本を改めて開いたら、書いてあることが身にしみてわかるようになっていた。選択肢が増えてなんでもできるということは一見いいことに見えて、人生の中で選ばなければいけないことを(選択に伴う責任も)増やしてしまい、苦しくなる原因でもある。

 仕事をしたくなる現場向けの本から学習のための本、趣味としての脳や哲学の本、いろんな本を読めた1年でした!様々な分野の本を読み、他の人に共有したり意見交換したりして、意外なつながりやひらめきに出会うこともできました。

 来年は、もっともっと読書記録をつけたり議論したりできるように、たくさんの本を読みます!全体を見ても小説をほとんど読んでないので、来年は小説も読みたいです。単体テストの本や読みかけの脳科学系の本やらもあるので、どれから手をつけるべきか悩ましいです。いつもこうして時間が足りないと嘆いている気がします。来年こそ読書は計画的に。