キミはきっと、あと20年後も同じことを言うだろう。「あと20年若ければ」「もう20年前だったら」なんて。そうじゃない。キミは今、この瞬間に20年前から戻ってきたんだ。今、やり直そう。今、変えよう。未来は今から、ここから始まるんだから。
日常を怠惰に過ごして、どんどんと堕落していく人間のなんと多いことか。決戦前夜になって準備が足らないことに嘆いて、初めてそこで、ようやく後悔する人ばかり。だが、それは敗北にすらならない。勝負を挑んだ人間だけが敗北を得られるのだ。勝つための、あるいは挑むための努力を放棄した人間は、勝負にすら挑めない。
振り返るのは最後で良いんだ。その時初めてすべてを語れば良い。少なくともまだ、今はその時じゃない。キミが歩いてきた道を眺めるのは、それからでも遅くはない。
毎朝、あなたに86400秒が与えられます。毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。それは、翌日に繰り越されません。それは貸し越しできません。毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失ったことになります。過去にさかのぼることはできません。あなたは今日与えられた預金のなかから今を生きないといけません。だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を作り出しましょう。
1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。10分の1秒の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。明日は、まだわからないのです。今日は与えられるものです。だから、英語では今をプレゼントと言います。
キミをバカにしてきた者に対する最大の復讐は、最高の幸福を見せつけることではない。決してそいつと同じにならないことだ。
成功の一瞬間は、失敗の数ヵ年をつぐなう。
決して届かない頂きがあった。そこに行きたくて、一歩、また一歩と、毎日歩みを進めていた。過ぎ去った過去はどうにもならず、やがてくる未来は関与できない。今しかない。今この瞬間でしか、何もできない。今がいちばん大切な時だ。あと一歩、あと一歩と進んでいく。そうして、ふと見上げてみると、あの遥かな頂きは自分の眼下にあった。これこそが人生のように思う。
人が1回でできるのならば、自分はこれを100回する、人が10回でできるのならば、自分はこれを1000回する。このように、努力を繰り返せば、大きな成果があげられる。
何も咲かない日はある。何しても強風にあてられて空っぽになる時はある。しかしめげるな。風の強い日はふんばれ。ふんばって下へ下へと根を伸ばせ。それを耐え凌いだ時、キミには決して倒れない強い芯ができる。
「お前には無理だよ」と言う人の言う事を聞いてはいけない。もし、自分が何かを成し遂げたかったら、出来なかった時に他人のせいにしないで、自分のせいにしなさい。多くの人が僕にも、「お前にも無理だよ」といった。彼らは君に成功して欲しくないんだ。何故なら、彼らは成功できなかったから、途中で諦めてしまったから。だから君にも夢を諦めて欲しいんだ。不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。決して諦めては駄目だ。自分のまわりをエネルギーであふれ、しっかりした考えを持っている人で固めなさい。近くに憧れる人がいたら、その人にアドバイスを求めなさい。君の人生を考えることができるのは君だけだ。君の夢が何であれ、それに向かって行くんだ。
時を短くするものは何か? それは「活動」。時を堪え難くするものは何か? それは「怠惰」。
小市民はいつも挑戦者を笑う。
報われるかどうかわからない努力と、確実に破滅へと向かう怠惰、あなたはどちらを選びますか?
人の足を止めるのは絶望ではなく「諦め」。人の足を進めるのは希望ではなく「意思」。人は絶望するから足を止めるんじゃない。絶望から這い出ることを「諦めて」しまったから足を止めるんだ。人は希望があるから前に進むんじゃない。希望を探そうという「意志」で前に進むんだ。
僕はとても不完全な人間なんだ。不完全だし、しょっちゅう失敗する。でも学ぶ。二度と同じ間違えはしないように決心する。それでも二度同じ間違いをすることは少なからずある。どうしてだろう? 簡単だ。何故なら僕が馬鹿で不完全だからだ。そういう時にはやはり少し自己嫌悪になる。そして三度は同じ間違いを犯すまいと決心する。少しずつ向上する。少しずつだけれど、それでも向上は向上だ。
つらいのは、頑張っているから。迷っているのは、進もうとしているから。
いつやるか? 今でしょ。