昔のメモから抜粋。短歌ではない、短い歌。
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睨むように または禍慈しむように 幕間 ひらいて
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両の目を覗いて 深層は知 エラーだって凪
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ぬばたまのやみよりしんえんをのぞくよりあたたかいひと あ いるよ
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最期に、シ とぎれて 筆致すら記憶にないか
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全てがひとしい宇宙から 僕とおちて いま 地球におちて
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罪よ ずっと錯覚していたかった (僕らはきづなを結んでいて)
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誰が君を見た 黒 煌々と照らして 君は何を見た
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全部おいだき エンカウント 細胞質気質 を ぬるくして
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「一生だけおぼえてて」 軽やかな奇 はばむものは霧
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天国にはない 音で歌う 地獄の音 楽しいね ね
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十年後 淘汰 淘汰 淘汰 からをほおばる
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肉と血と骨と それより深い 深くてやわこい とこにいるあなたの しずかな横にいる
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僕の知っている 季節 は死んだ 君 見えないまま
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不安すら 脳の一部となっていて 二度と帰ってこない左手