まだふわっとした考えだけれど、とりあえず書いてみようと思う。ここはそういうことを書くところにしたいと思うから。
自分と他人の境界線、他人は他人、自分は自分という線引き。
子供のときはとても曖昧だったと思う。親だったり、学校の先生だったり、友だちだったりが言うことが正しいように思えて、自分の意思は蔑ろにしてしまうことが多かった。
自分の選択を決めているのは自分の意思なのか、他人の意思なのか、自分の本当の気持ちはどうなのか。
これは他人の考えで、これは自分の考えだよね、という線引き。
それを、ふと立ち止まって考えてみることが大事だと思う。
個人の実感でしかないけれど、この線引きが曖昧な人は割といるし、そのことに気付いていない人もいると思っている。
特に親子だったり、夫婦だったり、近しい関係になればなるほど曖昧になりがちなのではないだろうか。
自分の場合は、親もとを離れて1人暮らしを始めてから、この線引きが上手くなった気がする。距離を置いたことで、この境界線のことに気付けたのだ。
そして、一度立ち止まって、その選択は自分の考えなのか?それとも他人の考えなのか?を考えるようになった。
結局のところ、自分の意思で決めたことの結果は失敗しようが、成功しようがその結果には納得感がある。失敗したら後悔はするかもしれなけれど、決めたのが自分なのであれば、それはそれで仕方ないと納得できる。
インターネットの世界に触れる機会が増えて、他人の意思が入り込んでくる機会がとても増えたように思う。その結果、境界線がさらに曖昧になってしまっている人もいるのではないだろうか。
自分と他人の間には境界線があって、自分の選択は自分の意思で決められるということを意識の片隅に置いておくことは大事なことなんじゃないかと思う。